主要な装置と施設
NIMSの研究力を支える装置・施設
NIMSが生み出す世界トップレベルの研究成果は、数々の優れた装置と施設によって支えられています。このページでは、世界にここしかない、NIMSオリジナルの装置も含めて、NIMSを代表する最先端の装置や施設をご紹介いたします。
の表示がある装置はNIMS外部の方の共用利用が可能です。詳細は各装置の関連リンクをご覧ください。
1.顕微鏡 (16件)
原子レベル元素分布・構造解析用透過電子顕微鏡: Spectra Ultra S/TEM
原子レベル元素分布・構造解析用透過電子顕微鏡: Spectra Ultra S/TEM
4.45 sradのEDS立体角(分析用二軸傾斜ホルダーでは4.04 sradの立体角)を有するUltra-X検出器を搭載し、加速電圧の切り替え能力により5分以内でレンズと試料ステージを安定状態にできるため、1セッションのなかで材料や観察目的に応じた最適な加速電圧でのS/TEM観察が可能です。
深紫外レーザーアトムプローブ装置 : Invizo6000
深紫外レーザーアトムプローブ装置 : Invizo6000
電子顕微鏡では分析困難な軽元素を含む全ての元素について個々の原子の同定と位置決定ができるユニークな分析装置で、さまざまな材料やデバイス中の元素分布の3次元解析に威力を発揮します。深紫外域(Deep UV)のレーザーパルスを用いることで定量性やデータ取得成功率の向上に加えて、新設計フライトパスにより従来よりも広領域からの3次元データの取得が可能となっています。
レーザーアトムプローブ解析装置 : LEAP5000XS
レーザーアトムプローブ解析装置 : LEAP5000XS
アトムプローブは、サブnmの空間分解能で3次元の元素分布を解析することができます。本装置は UVレーザーパルスモード搭載型で約100万倍の倍率、最大250nm径のデータを高速に測定することが可能です。Delay-Line検出器により原子の3次元位置情報(X,Y,Z)を最大80%の検出効率で取得します。
X線コンピュータ断層撮影装置
X線コンピュータ断層撮影装置
高分解能と高コントラストにより、鮮明な画像品質を提供するX線CTです。サブミクロンからミリメートルオーダーにわたる範囲で、電池材料の3次元微細構造を非破壊的に評価することが可能です。さらに、蓄電池の充放電過程における電極構造の変化も観察できます。
強磁場中その場観察装置
強磁場中その場観察装置
磁場中に置かれた物質には、その磁性に応じて非接触で力学的な効果があらわれます。本装置は超伝導磁石のボア内において、最大13 Tの磁場の下で物質の挙動を光学的に可視化できるレーザー顕微鏡で、オンリーワンの装置です。観測の分解能は数百ナノメートルです。
カソードルミネッセンス 分光イメージング装置
カソードルミネッセンス 分光イメージング装置
ナノレベルの空間分解能で試料の微小領域の発光像・発光スペクトルを紫外から近赤外領域に渡って高感度で得られます。また、従来のカソードルミネッセンス装置に比べ広い視野範囲 (従来汎用装置の約50倍以上の広範囲) を一度に測定できる機能を備えており、不純物濃度に分布のある成長セクターを含む試料においてもミリスケールに渡って、効率よく発光像および発光スペクトルの測定が可能です。
高温高磁場・時間分解磁気光学Kerr効果 (TR-MOKE)測定システム
高温高磁場・時間分解磁気光学Kerr効果 (TR-MOKE)測定システム
磁化のダイナミクスを測定する装置です。ポンプ光で磁化を励起し、時間差でサンプルに到着するプローブ光で磁気光学カー効果を測定します。最高印加磁場が7T、最高温度700 Kの印加が可能な世界で唯一の装置です。
リアルタイムロックイン 3次元赤外線発熱解析装置
リアルタイムロックイン 3次元赤外線発熱解析装置
材料やデバイスに周期的な外部刺激 (電流、電場、磁場、熱、光、ひずみなど) を与えた際に発生する熱応答を超高感度にイメージング測定できる装置です。NIMSではこの装置を用いて異方性磁気ペルチェ効果、磁気トムソン効果など様々な熱電効果の世界初の観測に成功しています。
3D組織情報解析装置
3D組織情報解析装置
材料の微細組織を高い分解能かつ三次元で観察することを目的とした走査電子顕微鏡(SEM)ベースの電子顕微鏡です。従来のガリウム液体イオン源をベースとしたFIBでは不可能なサブミリメートルという大体積で、高精細に組織・組成・結晶方位等の情報を三次元で得ることができます。
プラズマ集束イオンビーム走査電子顕微鏡
プラズマ集束イオンビーム走査電子顕微鏡
プラズマFIBを用いた高速で安定したミリングにより、大面積の試料断面を高分解能で連続撮影し、三次元構造解析を行うことが可能な装置です。電池材料をはじめとした反応性の高い試料の大気非曝露搬送や低温加工にも対応しています。
高分解能透過電子顕微鏡
高分解能透過電子顕微鏡
原子レベルで構造・組成・化学状態を総合的に解析できる装置です。大気非曝露搬送と低線量・低温観察に対応し、電池材料の界面で生じる反応相や微細構造変化を高精度に可視化できます。
マイクロカロリメータ型 EDS搭載走査透過型電子顕微鏡
マイクロカロリメータ型 EDS搭載走査透過型電子顕微鏡
従来の組成分析装置より一桁高い感度および元素識別能を持つ、マイクロカロリメータ型超伝導X線検出器を搭載した走査透過型電子顕微鏡(STEM)です。世界で初めて超伝導X線検出器をSTEMに応用したもので、従来にない高い精度で局所領域の組成分析を行うことが可能になりました。
単原子分析電子顕微鏡
単原子分析電子顕微鏡
モノクロメーターとプローブ/イメージ用の2つの収差補正装置を備えた透過電子顕微鏡です。局所領域の原子配列を直接観察できます。高分解能TEM像、走査透過電子顕微鏡(STEM)像、ローレンツ像、4D-STEM、電子エネルギー損失分光法(EELS)などが可能です。
極低温・高磁場走査型トンネル顕微鏡
極低温・高磁場走査型トンネル顕微鏡
物質・材料表面の局所状態密度の原子分解能計測に用いられる走査型トンネル顕微鏡です。試料温度を6日間に渡り0.4 Kに保持可能で、高エネルギー分解能(~100 µeV)を実現しながらトンネル分光イメージングを実施できます。16 Tまでの高磁場を印加できる超伝導マグネットを装備しています。
極低温超高真空走査型プローブ顕微鏡
極低温超高真空走査型プローブ顕微鏡
本装置は、超高真空環境で単分子の内部骨格が観察できる超高分解能の装置 (動作温度4.3K,120時間) です。単分子レベルの表面化学の研究を推進するために必要な各種装置が完備しており、内外の有機合成化学者との共同研究を通じて、数多くの研究成果を創出している装置です。
広空間・高分解能分析電子顕微鏡 (JEM-ARM300F)
広空間・高分解能分析電子顕微鏡 (JEM-ARM300F)
本装置は、ダブルコレクタや高性能検出器を搭載した世界トップレベルの観察・分析顕微鏡です.高感度EDSによる極微量元素の検出や高速・高感度カメラと特殊ホルダーを組み合わせたその場観察や材料の物性評価も可能です.
2.構造・電子状態解析 / 微量元素分析 (8件)
800MHzワイドボア 固体高分解能NMRシステム
800MHzワイドボア 固体高分解能NMRシステム
世界でも数少ない高磁場(18.79T)の固体専用ワイドボア高分解能NMR装置です。様々なユーザーの要望に応えるため、世界最高水準の技術を用い、あらゆる固体材料を“そのままの状態”で構造解析を行い、最先端の材料開発をサポートしています。
局所化学結合状態解析システム
局所化学結合状態解析システム
国内最高のエネルギー分解能を有する透過電子顕微鏡で、化学結合状態や誘電特性、格子振動などの情報を原子~ナノスケールで分光イメージングできます。高感度検出器を備え、微量元素のマッピングや有機材料の構造観察にも威力を発揮します。
走査型硬X線光電子分光分析装置
走査型硬X線光電子分光分析装置
2種類のX線源 (Cr Kα、Al Kα) を有し、試料の表面酸化や汚染の影響を抑えた検出深さ20 nm程度のバルク分析が可能です。ガスクラスターイオン銃を用いた有機材料の深さ方向分析、大気非暴露測定、加熱・冷却中の試料への電圧印加測定、オペランド測定に対応しています。
硬X線光電子分光装置 (HAXPES)
硬X線光電子分光装置 (HAXPES)
HAXPESは硬X線を用いて10nm以上の深さからの表面元素を精密に検出し、集束Cr Kα線によって従来のXPSを超える深部分析が可能です。また、アルゴン雰囲気のグローブボックスに直結しており、大気に触れることなくサンプルを輸送できます。次世代電池のオペランド測定も可能です。
磁場偏向型2次イオン質量分析装置 : IMS-4f
磁場偏向型2次イオン質量分析装置 : IMS-4f
本装置は水素からウランまで同位体を含めた高精度・高感度分析を深さ方向に行えます。主に水素同位体や酸素同位体処理した試料の分析に使用しています。測定時の試料温度は室温と液体窒素温度を選択可能です。
プロトン移動反応飛行時間型質量分析計
プロトン移動反応飛行時間型質量分析計
ppt (1兆分の1) という極微量のガス成分をリアルタイムで測定可能な超高感度ガス分析装置です。ヒト、動物、植物、細菌などの生体から発生するガス (呼気、皮膚ガス、尿ガスなど) を計測し、非侵襲診断・非接触検査などを目指す嗅覚センサの研究開発に貢献しています。
イメージング型顕微 スピン分解光電子分光装置
イメージング型顕微 スピン分解光電子分光装置
本装置は光電子分光測定で空間分解能30nmを達成しています。また、イメージング技術によりスピン分解光電子分光の測定時間を従来の装置と比較して4桁以上短縮します。これまでの光電子分光では困難だった局所的な電子状態を可視化し、材料やデバイスの研究開発に貢献します。
軟X線マルチモーダルオペランド顕微分光装置
軟X線マルチモーダルオペランド顕微分光装置
NanoTerasuの世界最高輝度の軟X線放射光ビームを用いて、世界最高の空間分解能で材料中の電子の振る舞いを可視化するための装置です。定常状態だけでなく、これまで困難だった材料の動作環境における電子状態の計測も可能です。
3.物性測定装置 (9件)
16T強磁場環境物理特性測定システム(PPMS)
16T強磁場環境物理特性測定システム(PPMS)
多様な物理特性 (熱特性、機械特性、磁気特性、電気特性) を最高16Tまでの強磁場環境下で自動測定するシステムです。専用ソフトウェアにより1日24時間の全自動連続測定が可能なシステムです。専用のサンプルパックにより、試料の取り付けが容易です。
ハイスループット電解液探索システム
ハイスループット電解液探索システム
レート型電気化学セルの各穴に、正極・負極のシートとそれらを隔てるセパレータが仕込まれており、電解液の自動注入によって微小な電池セルができ上がります。これをロボットアームで計測部へと運び、充放電測定を行うというサイクルの自動化により、1日約1000サンプルもの評価が可能になります。
14T 強磁場磁気特性測定システム
14T 強磁場磁気特性測定システム
14Tの強磁場、2~1000 Kの温度が印加可能な物理測定装置です。電気特性、磁気特性、比熱測定が可能です。高温は磁気特性測定のみの対応になります。
中空試験片方式 高圧水素ガス環境下材料特性評価設備群
中空試験片方式 高圧水素ガス環境下材料特性評価設備群
丸棒試験片に細孔を加工した中空試験片を用いて試験を実施します。試験片中空部に高圧水素ガスを封入した状態で低ひずみ速度引張試験、疲労試験を実施することが可能です。
SEM中その場温度可変押込み試験装置
SEM中その場温度可変押込み試験装置
サブミクロンスケールにおける力学測定をSEM中で行うことができます。測定位置を高精度で決めることができ、EBSD、EDSと組み合わせて組織・方位・組成—力学関係をハイスループットで評価できます。また、真空環境で-150℃~1000℃程度の温度範囲で測定が可能です。
クリープ試験機群
クリープ試験機群
発電プラントなどで使用される耐熱材料の長時間クリープ試験を実施しています。取得されたデータは許容応力策定や寿命評価に活用され、高温構造物の長期信頼性向上に貢献しています。
低温物性測定マグネット
低温物性測定マグネット
金属、半導体、超伝導体など各種量子物質を絶対温度0.03度の超低温に冷却し、20テスラという地磁気の40万倍以上の強力な磁場を加えることができます。これにより、量子物質の特性を担う伝導電子の性質を詳細に調べることができます。
量子デバイス電子輸送温度可変評価装置
量子デバイス電子輸送温度可変評価装置
最大8 Tの印加磁場において試料温度を1.5 Kから300 Kの範囲で変化させながら電流ー電圧特性を評価する装置です。試料は24ピンのICチップ上に固定されるため、最大24個の電極から個別に電気信号を取得することができます。
サーモリフレクタンス法熱伝導率測定装置
サーモリフレクタンス法熱伝導率測定装置
バルク形状の試料だけでなく、ナノ薄膜から微結晶までの試料に関しての熱伝導率測定ができます。site selectiveな計測により、試料各部の熱伝導率も評価できます。また、通常は膜厚が異なる薄膜試料を複数用いて行う界面熱抵抗の評価について、単一の試料を用いた界面熱抵抗の評価が可能です。
4.試料作製・合成 (7件)
水冷銅ルツボ高周波誘導溶解設備
水冷銅ルツボ高周波誘導溶解設備
溶解量はチタン換算で1.2kg。150kWと100kWを合わせた浮上力と加熱の役割を集中させた2重電源方式の高周波誘導溶解炉です。 特徴は、1.急速溶解が可能。2.高純度・高融点金属の溶解が可能。3. 均一組成の合金溶製。4. 自由なフラックス選択が可能。5.電磁気力による溶湯の活発な撹拌で精錬反応の促進。
可視光トポロジカルレーザー作製用 GaN系物質成長装置
可視光トポロジカルレーザー作製用 GaN系物質成長装置
世界の明かりを変え、ノーベル賞に輝いた青色LED。本装置は青色LEDの研究成果を基に改良を重ねた汎用性の高い窒化物半導体結晶成長装置であり、光デバイス(UV-LED, UV-LD, PD)および電子デバイス(高移動度トランジスタ)の作製が可能です。
スマートラボ (全自動成膜クラスター装置)
スマートラボ (全自動成膜クラスター装置)
全自動コンピューター制御により複雑な薄膜構造を持つ試料を作製可能な装置です。スパッタ成膜、電子線蒸着、分子線エピタキシーを行うチャンバー間を自動搬送ロボットにより行き来することができ、幅広い基盤的な薄膜研究に活用できます。
高周波誘導熱プラズマ装置
高周波誘導熱プラズマ装置
熱プラズマを発生し、超高温における熱的・化学的反応領域を活用して、無機物質を真球に加工することができます。液滴の飛行距離を十分に確保することで、サブミリ粒子作製が可能です。汎用のアトマイズ装置では真球化が困難な、高融点で脆性の金属間化合物へも適用可能です。
3万トンベルト型高圧装置
3万トンベルト型高圧装置
超高圧下での物質合成研究では、単結晶などを長時間安定して育成できる大容量の高圧装置が必要です。このベルト型高圧装置は、2次元原子デバイスに不可欠な六方晶窒化ホウ素単結晶を量産し、世界35カ国、350以上の研究グループに提供しています。
衝撃圧縮装置
衝撃圧縮装置
飛翔体(30 mmφ×45 mmL)を速度約2km/sまで加速し衝突させて、50GPa程度までの衝撃圧力を約百万分の1秒発生させることができる装置です。高圧物質合成から地球惑星科学における隕石衝突実験まで、特徴ある高圧環境を実現できます。
HVPE成膜装置
HVPE成膜装置
次世代パワーデバイス応用が期待される超ワイドバンドギャップ半導体である酸化ガリウム用のHVPE (halide vapor epitaxy)成膜装置です。独自の反応炉構造と反応制御により、高品質膜の超高速製膜が可能です。
5.加工装置 (2件)
1500t鍛造シミュレータ
1500t鍛造シミュレータ
1500トン鍛造シミュレータは、温度やひずみ速度はじめ様々な鍛造条件を精緻に制御することで世界最高水準の恒温鍛造が可能です。この装置は信頼性の高い塑性加工データを提供し、組織・特性との関係性を解明できるため材料研究やプロセス開発に有効な装置です。
歪み速度制御圧延機
歪み速度制御圧延機
圧延速度を1~30m/minまで無段階で制御可能な溝ロール圧延機です。溝は◇40mmから◇7.9mmまで備えており、圧延速度、荷重、単色放射温度計による圧延前後の試料温度測定、トルクの収集が可能です。大トルクモーターも搭載しており、棒材試料の作製に幅広くご利用いただいております。
6.材料設計支援 (1件)
材料数値シミュレータ
材料数値シミュレータ
ードを搭載し4.97 PFLOPSの理論性能値を誇る国内有数のスーパーコンピュータです。最先端の材料研究を可能にするアーキテクチャとNIMS独自のサポート体制により、幅広い材料分野の理論計算研究において世界トップレベルの成果創出に貢献しています。
7.施設 (6件)
微細加工クリーンルーム
微細加工クリーンルーム
半導体材料を中心としたデバイスプロセス研究のための微細加工クリーンルームです。多種多様な材料を用いて試行することが可能であり、小片試料からウェハ基板まで適応しているため、基礎基盤研究のみならず、応用を見据えた発展的な研究開発にも対応している共用施設です。
スーパードライルーム
スーパードライルーム
世界最高峰の精度を誇るスーパードライルームです。給気露点は-90℃以下、水分量はわずか0.1ppm以下と非常に低く、小型電池の試作から電池評価、分析評価に至るまで幅広く対応します。次世代蓄電池開発や分析に最適な非水環境を提供します。
スマートラボ (単結晶X線構造解析装置)
スマートラボ (単結晶X線構造解析装置)
多数試料の自動測定が可能な単結晶X線構造解析装置です。最大48個の試料を格納し、ロボットアームによるキャピラリ試料の回折計への自動マウント、自動センタリングが可能です。無人連続測定で多数試料の結晶構造を調べることができ、新物質・新材料開発につながっています。
水素関連 : 水素液化磁気冷凍機
水素関連 : 水素液化磁気冷凍機
磁場の変化で磁性体の温度が変化する磁気熱量効果を用いて、水素を冷却して液化する装置です。大きな発熱を伴う電磁石の出力変化ではなく超伝導磁石内に磁性体を出し入れする方法を用いることで、電磁石の発熱を軽減し高効率な水素液化を実現しました。
水素関連 : 水素製造装置
水素関連 : 水素製造装置
炭化水素ガスと二酸化炭素ガスから高純度水素ガス (99.9999%<純度) を大容量製造 (100ℓ毎時) する装置です。製造時に二酸化炭素の大気排出を伴わない「クリーン水素」の社会実装に向けて、先進触媒材料と反応システムの研究開発に利用されています。
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