トップダウンによる敏速な対応と弾力的な運営で研究開発を強力に推進

2001年の独立行政法人化以降、理事長のリーダーシップのもと弾力的な運営が行われているNIMSでは、その理念・ミッション・ビジョンに基づき中長期目標および中長期計画を定め、研究開発を中心とした事業と物質・材料研究に関連する様々な活動を展開しています。

研究開発

「物質・材料科学技術に関する基礎・基盤的研究開発」は、NIMSの最重要ミッションです。その研究開発において、NIMSでは複数の研究体制を整えており、中には組織横断的に取り組むものもあります。


その他の活動

NIMSでは、研究だけではなく、研究に関連するさまざまな業務を総合的に行うことで、物質・材料科学技術水準の向上に努めています。

施設および設備の共用


先端電子顕微鏡、最高レベル強磁場マグネット、高輝度放射光、高信頼性分析技術等の施設及び設備の開発ならびに外部研究者への共用を行っています。  

研究者・技術者の養成と資質の向上


ポスドクのほか、NIMS連係専攻、連携大学院制度などを通して大学院生、研修生を積極的に受入れ、創造性豊かな研究者・技術者の養成を図ります。

物質・材料研究に係る学術連携の構築


世界トップレベルにある国内外の学術機関・人材との継続的な連携・交流を通じて我が国の物質・材料研究分野におけるハブ機能を担い、学術的活力を更に高める役割を果たします。

産学独連携の構築


NIMSの研究成果を、共同研究や二者間セミナーの開催などを通して、産業界との強い連携を維持・発展させます。また、大学への学術的貢献として学独連携研究も推進します。

物質・材料研究の情報収集・分析・発信


国内外の物質・材料研究動向を調査分析し、研究者が活用できるような情報分析誌、学術誌を発行、また物質・材料ポータルサイト運営を行います。

ベンチャー企業創出による技術移転推進


ベンチャー創出が技術移転の有効な手段のひとつと考え、リスクの高い設立時にNIMSの人材、技術、施設等を活用し、積極的な支援を行います。