NIMSの研究分野と内容、研究体制などに関する情報のご案内

NIMSは、物質・材料研究専門の公的機関として、国が定める科学技術基本政策とそれに基づいて定めた5か年の中期計画を達成し、物質・材料研究および科学技術向上に資することが期待されています。その科学技術基本政策や中期計画は、社会ニーズを勘案して決定されますが、近年は、環境・エネルギーや資源など、地球規模の課題を材料研究分野から解決につなげることが特に望まれています。

NIMSは、この社会ニーズに応える研究をはじめとした様々な物質・材料研究に取り組んでいます。

研究体制

研究体制

各機関が公募する課題解決型の研究事業に取り組む研究センターや、企業の技術課題に対する共同研究を密接に進める共同研究センターを設立し、出口志向の研究にも積極的に取り組んでいます。

研究者情報

研究者情報

研究者データベース「SAMURAI」は、NIMSで研究に従事する研究・エンジニア職員のプロフィール閲覧サービスです。

材料研究データリポジトリ「MDR」

材料研究データリポジトリ「MDR」

NIMS公式の機関・分野リポジトリ。公知となった研究成果(論文・講演資料等)および付随するデータを収録・公開しています。

装置・施設

最先端の材料評価装置群、クリーンルームをはじめとした材料創製設備群、1,500tプレスなど他にはない大型設備、DXとAIの機能を備えた材料専用のクラウドプラットフォームなど、世界最高水準の研究施装置・設備がNIMSにあります。

NIMSでは、物質・材料科学技術の研究開発を円滑に行うために、汎用的な装置から単独の研究室では保有が難しい最先端装置や大型設備、マテリアル研究のDX化を支えるデータシステムまで、広範な研究設備の充実化を進めるとともに、これらのNIMS内外への利用機会の提供に積極的に取り組んでいます。

学術連携

学術連携

世界のトップレベルにある国内外の大学・公的研究機関との連携とともに、高いレベルの研究者ならびに将来性に富む若手研究者・学生との交流を進めることにより、NIMSの更なる学術レベル向上と活性化、そして、我が国の材料研究・産業の更なる発展をはかるべく、グローバルな連携・交流を企画・推進します。

企業連携

企業連携

NIMSでは、共同研究や技術相談、受託研究など企業や他機関との連携の窓口を設けることで、NIMSの研究成果や技術を社会に還元するように努めています。