「フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル賞」をNIMS研究者が受賞

2018.07.11


機能性材料研究拠点の杉安和憲主幹研究員が、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団より、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル賞を授与されました。

「杉安和憲 主幹研究員」の画像

杉安和憲 主幹研究員


2019年3月にドイツ・バンベルクで開催される授賞式において表彰されます。
 
同財団は、博物学者アレクサンダー・フォン・フンボルトに由来するドイツの公益財団で、1953年に設立されました。フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル賞は、博士の学位を取得後18年以内で、将来を期待される外国人研究者に、賞金45,000ユーロ及びドイツにおける長期研究滞在機会が与えられるものです。
 
杉安研究員は、新しい高分子として期待されている「超分子ポリマー」の精密合成法を確立した研究が評価されての受賞となります。受賞について杉安研究員は、「NIMSで始めた研究が、このように高く評価されたことを大変うれしく思っております。今回開発した合成法をもとに、これまでになかったような新しい材料をつくり出したいです。」と受賞の喜びを語っています。

2016年12月20日プレスリリース
2014年2月3日プレスリリース