第9回 NIMS国際標準化セミナー

「材料計測分析データと標準化」 2026年11月26日

[2026.11.26] 第9回 NIMS国際標準化セミナー 開催案内

(左) 安永 卓生 (九州工業大学)、(右) 松波 成行 (NIMS)

材料DXやマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の進展に伴い、計測・分析データの標準化と品質保証は極めて重要になっています。本セミナーでは、材料研究プロセスを包括的につなぐ共通データフォーマット「MaiML」の最新動向と、ARIMにおけるAI Readyなデータ基盤構築の取り組みをご紹介します。

イベント概要

イベント・セミナー名 第9回 NIMS国際標準化セミナー
「材料計測分析データと標準化」
会場

NIMS 千現地区  先進構造材料研究棟 5階: 513-514
又はオンライン配信

定員: 現地会場 45 名(先着順)
オンライン: 制限なし

開催日時 2026年11月26日(木) 13時30分 - 15時30分
参加料 無料(事前登録制)
参加方法 参加を希望される方は、下記からお申し込みください。【締切:11/20(金)17:00】
参加登録ページ
※オンライン参加の方には前日までにTeamsリンクをご案内します。
プログラム 13:30-14:30
「MaiMLが支援する研究データプラットフォームが目指すもの」
安永 卓生(九州工業大学学長)

14:30-15:30
「FAIRを超えてAI Readyへ」~ ARIMにおけるメタデータ設計とGRDI全31項目の充足による研究データ品質保証 ~
松波 成行(NIMS技術開発・共用部門ARIMセンターハブ代表/データ共用化推進室長)
講演内容 【講師】
安永 卓生 (やすなが たくお)
(九州工業大学 学長)

MaiMLは、計測分析を中心に、材料製造・前処理から後分析まで、研究の一連の過程を包括的に表現することを目指したデータフォーマットである。研究プロセスをワークフローとして表現し、具体(インスタンス)と抽象(テンプレート)、計画(プロトコル)と実際(データ、ドキュメント)、実施の履歴(ログ)を疎結合でつなぐ。これにより、個々のデータを独立に利用しつつ、その背景や相互の関係をたどれることを重視している。本講演では、研究者や装置、手法が変わる中でも、ラボの研究データとプロセスを持続的に蓄積・継承・活用し、研究の経緯を次の研究へつなぐためのプラットフォームのあり方を論じる。

【講師】
松波 成行 (まつなみ しげゆき)
(NIMS 技術開発・共用部門 ARIMセンターハブ代表 / データ共用化推進室長)

本発表では、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業における研究メタデータ基盤の設計思想を紹介する。26機関が参画する本事業では、共用装置データを共通メタデータで構造化し、FAIRなデータアライアンスを推進している。さらに、研究データ完全性ガイドライン(GRDI)全31項目に基づきARIMのデータ基盤(ARIM-RDE/データポータル)を評価し、全項目の充足を確認した。ラマン分光データを用いた機械学習教材の構築を通じ、GRDI準拠のデータが前処理・解析パイプラインへ追加加工なく投入可能であることも実装レベルで実証し、AI Ready基盤としての設計要件を具体的に示す。

お問い合わせ先

国際標準化事務局

E-Mail: vamasj-secretariat=ml.nims.go.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください)