第1回先進蓄電池研究開発 (ABC)拠点シンポジウム

2020年12月にJST 共創の場形成支援プログラム (COI-NEXT) に採択されたことを受け、2021年6月に物質・材料研究機構 (NIMS) に先進蓄電池研究開発 (ABC) 拠点を設立しました。

この拠点では、多様な物質が高密度で充填された電池内部において物質・熱・応力が偏在した状態で起こる複雑な物理化学現象の理解を通して、起電力・出力・エネルギー密度・寿命といった性能がさまざまで多用途な電池を設計するための『電池解析・開発設計プロトコル』の構築を推進しています。
こうしたプロトコルによって大学・企業などにおける研究・開発を飛躍的に加速して、蓄電池が人・モノ・環境・データをつなぐクリーンエネルギー社会の実現を目指しています。

本シンポジウムにおいては、採択から約2年間の取り組みのうち主に研究成果について公開します。この分野にご関心のある方の積極的なご参加をお願いします。