サブ課題C「マテリアルユニコーン予備軍の創出」個別テーマ(1)「マテリアルユニコーン予備軍創出支援」の2024年度採択課題を決定

2024年08月23日 更新

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「マテリアル事業化イノベーション・育成エコシステムの構築」の研究推進法人として、サブ課題C「マテリアルユニコーン予備軍の創出」個別テーマ(1)「マテリアルユニコーン予備軍創出支援」の2024年度採択課題を決定しました。

概要

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「マテリアル事業化イノベーション・育成エコシステムの構築」の研究推進法人として、サブ課題C「マテリアルユニコーン予備軍の創出」個別テーマ(1)「マテリアルユニコーン予備軍創出支援」の2024年度採択課題を決定しました。

本課題では、20~30年後のマクロトレンド・社会課題から想定されるマテリアル産業が目指すべき市場などにおいて、ボトルネックとなる課題に取り組む、アカデミア技術等のスタートアップ候補、或いは創業間もないスタートアップについて、3年の支援期間によりStage2相当までの引き上げのための研究開発を行います。

サブ課題C「マテリアルユニコーン予備軍の創出」個別テーマ(1) 「マテリアルユニコーン予備軍創出支援」の公募は、2024年4月1日(月)から5月17日(金)の期間に行い、大学、国立研究開発法人、民間企業から計8件(大学:2件、国研:3件、民間:3件)の応募がありました。その後、外部有識者で構成される委員会にて審査を行い、その結果をもとに計2件(国研:1件、民間:1件)の採択を決定しました。

2024年度採択課題一覧

No. 研究開発責任者
(代表研究開発機関)
採択課題名
1 黒田 拓馬(株式会社3DC) 新炭素材料GMSを用いたリチウムイオン電池の電極プロセス革命
~炭素とスラリーを制する者が電池を制する~
2 今野 雅允(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 世界初の早期膵臓がん診断事業
~独自技術の高感度マーカーによって、がんが完治する世界の実現!~