BRIDGE施策「マテリアルスタートアップインキュベーション促進事業」の2024年度採択課題を決定

2024年08月23日 更新

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)の研究推進法人として、BRIDGE施策「マテリアルスタートアップインキュベーション促進事業」の2024年度採択課題を決定しました。

概要

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)の研究推進法人として、BRIDGE施策「マテリアルスタートアップインキュベーション促進事業」の2024年度採択課題を決定しました。

本課題では、SIP第3期課題「マテリアル事業化イノベーション・育成エコシステムの構築」サブ課題C「マテリアルユニコーン予備軍の創出」個別テーマ(1)「マテリアルユニコーン予備軍創出支援」と一体化して研究開発を行い、創出される用途特化型アプリなどのデータ駆動型の研究開発資産を活用し、創業間もないスタートアップまたは創業が確定したスタートアップ予備軍に対し、事業化のための研究開発加速を支援します 。

BRIDGE施策「マテリアルスタートアップインキュベーション促進事業」の公募は、2024年6月28日(金)~2024年7月12日(金)の期間に、SIP第3期課題「マテリアル事業化イノベーション・育成エコシステムの構築」サブ課題C「マテリアルユニコーン予備軍の創出」個別テーマ(1)「マテリアルユニコーン予備軍創出支援」書面審査通過課題を対象に公募を行い、国研、民間企業から計3件(国研:1件、民間:2件)の応募がありました。その後、外部有識者で構成される委員会にて審査を行い、その結果をもとに計2件(国研:1件、民間:1件)の採択を決定しました。

2024年度採択課題一覧

No. 研究開発責任者
(代表研究開発機関)
採択課題名
1 黒田 拓馬(株式会社3DC) 新炭素材料GMSを用いたリチウムイオン電池の電極プロセス革命
~炭素とスラリーを制する者が電池を制する~
2 一ノ瀬 泉(国立研究開発法人物質・材料研究機構) 海水と淡水の出会いが生み出すクリーンエネルギー
~大規模濃度差発電プラントの事業化と世界展開~