NIMS Award受賞者にDierk Raabe氏が決定

2023.07.12


国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)

NIMS (理事長 : 宝野和博) は、本年度のNIMS Award受賞者をマックス・プランク鉄鋼研究所 ディレクターのDierk Raabe (ディエルク ラーベ) 教授に決定いたしました。

受賞者
Dierk Raabe 教授の顔写真
Dierk Raabe教授
Director
Department Microstructure Physics and Alloy Design
Sustainable Synthesis of Materials
Max-Planck-Institut für Eisenforschung GmbH

本年のNIMS Awardは「構造材料分野」より、「実用化の発端となり、世の中を変えるようなインパクトのある成果をあげた」研究について選考し、世界的に傑出した業績として、Dierk Raabe教授の「先端金属材料の持続可能性と微細構造に基づく設計に関する先駆的研究」に決定いたしました。

NIMS Award 2023の授賞式及び受賞記念講演は、11月6日 (月) に「NIMS Award Symposium 2023」の一環として、つくば国際会議場にて開催する予定です。


NIMS Award

NIMSでは、2007年より物質・材料に関わる科学技術において優れた業績を残した研究者に国際賞「NIMS Award」を授与しており、材料科学を大きく4つの分野に大別し、毎年分野順に顕彰を行っています。本年度は「構造材料分野」より、「実用化の発端となり、世の中を変えるようなインパクトを与えた研究」を対象として、世界各国のトップ科学者に候補者の推薦を依頼し、中立な立場の有識者で構成された委員会によって厳正な選考を行いました。

NIMS Award Symposium

NIMSでは、これまでNIMS最大のイベント「NIMS WEEK」を年に1度開催して参りました。NIMS Award Symposiumは、このNIMS WEEK期間中に行われていた学術イベントです。コロナ禍ではオンライン開催を余儀なくされましたが、昨年は、11月14日 (月) ~15日 (火) の2日間、東京国際フォーラムにおいて対面形式にて開催いたしました。本年は、NIMS Award Symposiumとして、会場をつくば国際会議場に移し、NIMS Award授賞式・受賞記念講演、招待講演およびNIMS研究者による学術発表を行います。あわせて、シンポジウム参加者によるポスター発表も行う予定です。

詳細は後日公開する、NIMS Award Symposium 2023公式ホームページをご覧ください。


本件に関するお問い合わせ先

(NIMS Awardに関すること)

NIMS 国際・広報部門 学術連携室
TEL: 029-859-2477
E-Mail: nims-award=nims.go.jp
([ = ] を [ @ ] にしてください)

(報道・広報に関すること)

NIMS 国際・広報部門 広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL: 029-859-2026
FAX: 029-859-2017
E-Mail: pressrelease=ml.nims.go.jp
([ = ] を [ @ ] にしてください)