茨城県科学技術振興財団「第31回つくば奨励賞」をNIMS研究員の受賞が決定

茨城県科学技術振興財団 (理事長 : 江崎玲於奈)「第31回つくば奨励賞」について、機能性材料研究拠点 機能性材料研究拠点 ポリマー・バイオ分野 電子機能高分子グループ 樋口昌芳 グループリーダーが選出されました。

「つくば賞・つくば奨励賞」とは「茨城県内において科学技術に関する研究に携わり、顕著な研究成果を収めた研究者を顕彰」するものです。樋口昌芳グループリーダーの授賞の対象となった研究主題は「メタロ超分子ポリマーを用いたエレクトロクロミック調光デバイスの開発」です。


第31回つくば奨励賞

実用化研究部門

受賞者 : 内藤昌信の顔写真
樋口 昌芳 グループリーダー
(機能性材料研究拠点 ポリマー・バイオ分野 電子機能高分子グループ)

【研究主題】
メタロ超分子ポリマーを用いたエレクトロクロミック調光デバイスの開発

エレクトロクロミック調光デバイスは、遮光 (=着色) と透明を自由に切り替えでき、遮光状態や透明状態において常時通電を必要としない。太陽光の効率的な遮光により、オフィスや車などの室内空調にかかるエネルギーの省エネ化に貢献するとともに、快適な生活に寄与する技術である。氏は、メタロ超分子ポリマーのエレクトロクロミック特性を発見し、金属や有機配位子を変えることで豊富なカラーバリエーションを実現。従来の材料ではできないユニークな調光及び表示デバイスを開発し、実用化に向けた取り組みを推進中。本成果は、カラーバリエーションに富みインテリア性に優れ、また塗布製膜でフィルムデバイス化できる。調光ガラスだけでなく、既存の窓にフィルムとして貼るだけで調光機能化でき、広く社会に普及すると期待される。