フランス・ブルゴーニュ大学とMOUを調印

2009.05.28
(2009.06.02 更新)


平成21年5月28日、ハイブリッド材料センターはフランスブルゴーニュ大学ブルゴーニュカルノー研究所と”機能材料の高温腐食”に関するMOU(覚書)を締結しました。

「写真左から、黒田センター長、ブルゴーニュ大学 Sebastien Chevalie教授、コーティンググループ 村上主席研究員」の画像

写真左から、黒田センター長、ブルゴーニュ大学 Sebastien Chevalie教授、コーティンググループ 村上主席研究員



耐熱構造材料やそのコーティング材、燃料電池のインターコネクト材料といった機能材料の高温腐食に関する共同研究を進めて行く予定です。

ワインの産地として有名なブルゴーニュにあるこの大学では、農芸科学に加え、人間科学、健康学、そして材料科学を重点4領域に挙げています。カルノー研究所は、Carnot cycleで有名なSadi Carnotにちなんで名付けられていると同時に、化学 (Chemistry) 、解析 (Analysis) 、反応性 (Reactivity) 、ナノ科学 (Nanosciences) 、光学技術 (Optical Technology) の頭文字から取っているとも説明されるとおり、材料科学全般を手がけています。今後、ブルゴーニュ大学との国際連携大学院の締結も視野に入れ、高温腐食のみならず、より広範な分野での学生や研究者の交流を期待しています。