NIMSについてよくある質問とその回答
国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS) ─ このページをご覧になっている方で、このNIMSという名前を初めて目にする方もいるのではないでしょうか。また、我々がどのような事を目的とし、何をしているのかをご存じない方もいらっしゃるかと思います。そのような方のために、このページでは、それらの疑問に対する回答をご用意しました。
質問一覧
お問い合わせの多い内容をまとめました。
回答一覧
A01. NIMSの名称について
NIMSとは、国立研究開発法人物質・材料研究機構の英語名称である「National Institute for Materials Science」の頭文字をとった略称で、「ニムス」と呼びます。
旧科学技術庁の所管だった2つの国立研究所「金属材料技術研究所 (NRIM - National Research Institute for Metals) 」と「無機材質研究所 (NIRIM - National Institute for Research in Inorganic Materials) 」を統合し、独立行政法人化して設立された公的研究機関 (National Institute) で、現在は文部科学省が所管しています。NIMSは物質・材料科学 (Materials Science) の研究に特化した国内唯一の国立研究開発法人です。
A02. NIMSのロゴマークについて

A03. NIMSの目的について
材料は、古来から私たちの生活の身の回りにあり、時代が進むにつれ、その役割や重要性も大きくなっています。さらに近年では、環境やエネルギー、資源に関わる諸問題を解決する方法のひとつとして、新規物質や新規材料の開発が求められています。
NIMSは、この物質や材料の基礎・基盤的研究開発はもとより時代が求める材料の研究開発、またそれらに関わる業務を総合的に行うことにより、物質・材料科学技術水準の向上を目指すとともに、持続的な社会構築に材料分野を通して貢献することを目的としています。
A04. NIMSの組織について
A05. 大学や民間企業の研究との違いについて
研究は大学や民間企業でも行われており、一般的に大学は学術的な基礎研究を、民間企業は産業界の求めに応じた具体的な商品に繋がる応用研究を行う傾向が強いと言えます。国立研究開発法人のNIMSでは、この大学・企業ではあまり取り組まれていない、実用化を念頭に置いた基礎・基盤的研究や、環境・エネルギー、資源など地球規模の課題や社会ニーズに応える研究を行っています。
また、高度な研究には最先端設備や高度な技術が必要ですが、コスト面の制約からそれらを確保できる大学や企業はそれほど多くありません。一方、高度な研究による科学技術の向上は日本の重要課題でもあるため、公的研究機関ではこれらの設備を配備し、日本の研究を支えています。これは研究開発型独立行政法人の役割のひとつでもありますが、NIMSではこれらの設備を駆使した高度な研究に加え、外部にも設備や技術を共用目的に開放し、利用者を繋ぐネットワークのハブ機能を担うことで、日本全体の物質・材料科学技術水準の向上に貢献することを目指しています。
A06. 実績について
A07. 設備利用について
A08. 採用について
A09. 施設見学について
NIMSでは、一般団体の見学の受け入れを随時行っています。事前に広報室 (見学担当) までお問い合わせください。
なお、NIMSには常設展示場がありません。通常、NIMSでの見学は、研究室や実験室など実際の研究現場で研究者が説明する形式で行っております。そのため、日程や人数、研究者の都合等によりご希望に添えない場合もありますので、予めご了承ください。
また、科学技術週間 (4月18日を含む月曜日~日曜日の一週間) に行われる「NIMS一般公開」にお越しいただければ、研究者がどのような研究をしているかを各研究室で直接ご覧いただく事もできます。
※複数の見学場所をご希望の場合、敷地内は徒歩での移動になります。ご了承下さい。また、階段もありますので、不都合がある場合はあらかじめお伝え下さい。
A10. 図書館の利用について知りたい
関連ファイル・リンク
A11. 委嘱・兼業の依頼方法について
NIMS理事長宛の委嘱状を、依頼する職員宛にご郵送ください。回答書が必要な場合は、手続き完了後、担当部署よりご返送いたします。
お問い合わせ先 :
人材部門人事室 人事第1係
TEL: 029-859-2472
E-mail: jinji3=nims.go.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください)