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令和元年度「秀でた利用成果」の発表について

文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム

文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS) ナノテクノロジープラットフォームセンター

文部科学省ナノテクノロジープラットフォームは、昨年度までの約20,000件の利用課題の中からイノベーションに繋がることが期待できるなど特に秀逸な成果を選定、令和元年度「秀でた利用成果」4件を決定しました。最優秀賞には、電子顕微鏡内で自動車排ガス浄化触媒を模擬したモデル材料がガス浄化している最中の触媒構造変化と排出ガス組成の変化を同時に観察して、触媒反応現象を直接捉えた研究課題が選ばれました。

「秀でた利用成果」の概要

ナノテクノロジープラットフォーム事業は、文部科学省の委託により、最先端のナノテクノロジー施設・装置を有する25研究法人が、全国の産学官の研究者へ利用機会を提供、知識を共有することに拠り、イノベーションにつながる研究成果の創出を目指しています。

毎年約3000件の利用がありますが、今回37の実施機関から優れた利用成果として提出された57件の候補から、佐藤勝昭プログラムディレクターを主査とする9名からなる選定委員会の審査により、4件の「秀でた利用成果」を選出しました。

選定にあたっては、①ナノテクノロジープラットフォームの活用・支援が大きな効果をもたらしたもの、②イノベーションの創出にあたって大きな影響が期待できるもの、③産業界・大学・公的機関の連携により大きな成果が得られたもの、という3つの基準を設けて厳正に審査しました。

令和元年度「秀でた利用成果」の授賞式は、1月29日13時30分から、nanotech 2020 (会場 : 東京ビッグサイト 西1-2ホール*) 会場内のシーズ&ニーズセミナーB会場にて行われます。

*nanotech 2020 :
2020年1月29日~31日東京ビックサイトにて開催される世界最大規模のナノテクノロジーに関する展示会。
詳しくは公式サイト「http://www.nanotechexpo.jp/main/」(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。


令和元年度「秀でた利用成果」最優秀賞受賞課題

微細構造解析プラットフォーム : 名古屋大学

「ガス環境下における自動車触媒ナノ粒子のオペランドTEM観察」

ユーザー氏名 :
田中 展望, 菅沼 拓也 (トヨタ自動車株式会社)
樋口 哲夫 (日本電子株式会社)
武藤 俊介 (名古屋大学)

実施機関担当者 :
武藤俊介, 樋口公孝, 荒井重勇 (名古屋大学)

自動車の排気ガスを浄化する触媒の重要性は益々高くなっています。この研究では、排ガス浄化触媒モデル材料を用いて電子顕微鏡内で窒素酸化物ガスを反応させ、ガス浄化時の触媒粒子の原子レベル構造変化と排出ガス組成の変化を同時に、リアルタイムに直接観察しました。この技術は次世代の触媒開発に大きく貢献する事が期待されます。

添付しました図(別ウィンドウで開きます)は最優秀賞を受賞した名古屋大学の研究成果のポスターで、nanotech 2020で展示し、説明をいたします。また、この研究につきましては平成30年8月10日付けで名古屋大学よりプレスリリースされております。研究内容の詳細につきましては下記のURLをご参照下さい。

http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/2018080.pdf(別ウィンドウで開きます)


令和元年度「秀でた利用成果」優秀賞受賞課題

(1)微細加工プラットフォーム : 東北大学

「小型マイクロステージの開発」

ユーザー氏名 :
藤村 康浩 (リコーインダストリアルソリューションズ株式会社)
 
実施機関担当者 :
森山 雅昭, 菊田 利行, 邉見 政浩, 庄子 征希, 田中 秀治 (東北大学)

(2)微細加工プラットフォーム : 東京大学

「光触媒機能・超親水機能を兼ね備えた反射防止誘電体多層膜」

ユーザー氏名 :
多田 一成, 清水 直紀, 水町 靖 (コニカミノルタ株式会社)

実施機関担当者 :
澤村智紀, 藤原誠, 水島彩子, Eric Lebrasseur, 太田悦子 (東京大学)

(3)分子・物質合成プラットフォーム : 名古屋工業大学

「BiFe1-XCoXO3薄膜のスピン構造変化」

ユーザー氏名 :
東 正樹, 重松 圭 (東京工業大学フロンティア材料研究所)
北條 元 (九州大学総合理工学研究院物質科学部門)

実施機関担当者 :
壬生 攻 (名古屋工業大学)


本件に関するお問い合わせ先

(文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム「秀でた利用成果」に関すること)
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
ナノテクノロジープラットフォームセンター 運営室長
吉原 邦夫 (よしはら くにお)
TEL: 029-859-2777
E-Mail: NTJ_info=nanonet.go.jp
([ = ] を [ @ ] にしてください)
(報道・広報に関すること)
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
経営企画部門 広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL: 029-859-2026
FAX: 029-859-2017
E-Mail: pressrelease=ml.nims.go.jp
([ = ] を [ @ ] にしてください)

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