物質・材料研究を牽引する両機関では、平成25年11月12日に締結した「連携・協力に関する協定書」に基づき、これまでも様々な連携を行ってきました。このたび、これを一歩進め、両機関の強みを掛け合わせ相乗効果を上げる戦略的な「共同研究パートナー」による共同研究を推進することを決定しました。
共同研究については、材料研究全般を対象として、世界をリードしフロンティアを形成する独創的かつ創造的な研究 (卓越した基礎研究、または社会の構造変化をもたらす技術革新研究) を募集し、両機関の合同審査により5研究課題を選定しました。共同研究パートナーについては、クロスアポイントメント制度を活用して両機関に共同雇用されることとなります。それぞれの強みである最先端研究機器や優秀な研究人材を共有し卓越した研究成果を世界に発信していきます。
この共同研究パートナーによる研究の推進により、材料研究のフロンティアを次々に生み出す世界的な拠点を形成するとともに、両機関の人材交流を格段に活発化することが期待されます。