「スガウェザリング財団賞科学技術奨励賞」は、ウェザリング技術 (加速試験等による寿命評価、劣化機構の解明、表面処理等による耐劣化性の向上など) による材料の機能、美観または色彩の経時変化等に関する研究を行っており、さらに今後の研究成果が期待される若手研究者に対して、その功績を称える目的で、公益財団法人スガウェザリング技術振興財団より授与されている賞です。
受賞の対象となった研究主題は「高酸素反応促進技術によるインフラ構造材料の腐食機構解明と耐食性向上」です。
新たな腐食加速試験や表面処理技術としての「高酸素反応促進技術」の開発と、本技術を用いたコンクリート中鋼材の腐食機構の解明や金属表面の耐食被膜の加速形成ならびに成長機構の解明に関する研究成果が高く評価されました。
なお、贈呈式は令和5年4月26日(水)に霞山会館にて執り行われました。