樋口昌芳グループリーダーが林灯博士 (現 九州大学教授) 、Dirk G. Kurth博士 (現 ドイツWürzburg大学教授) と共同で発明した「超低消費電力型多彩エレクトロクロミック材料 」が令和4年度 全国発明表彰「未来創造発明賞」を受賞しました。
全国発明表彰は、日本国内における科学技術の振興、産業経済の発展に大きく貢献している発明等に関し、功績のあった者を顕彰するもので、大正8年に科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に始まったものです。
「未来創造発明賞」は、科学技術的に秀でた進歩性を有し、かつ、中小・ベンチャー企業、大学及び公設試験研究機関等の研究機関に係る発明等が対象となり、特に優秀と認められる発明等に贈呈されます。
令和4年度全国発明表彰式が、常陸宮殿下の御臨席のもと、令和4年6月30日にThe Okura Tokyo プレステージタワー1階「平安の間Ⅱ・Ⅲ」にて挙行されました。
また、当発明の受賞に伴い「未来創造発明貢献賞」が、NIMS代表者の宝野和博 理事長に贈られました。未来創造発明貢献賞は、未来創造発明賞もしくは未来創造発明奨励賞を受賞する発明等が法人におけるものである場合に、当該法人の代表者に贈呈される賞です。