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ドイツ・イノベーション・アワード
ゴットフリード・ワグネル賞2010を受賞

2011.05.12
(2011.05.23 更新)


電子機能材料グループの樋口昌芳グループリーダーがゴットフリード・ワグネル賞2010 (3等賞) を受賞しました。授賞式は、2011年5月12日に駐日ドイツ連邦共和国大使の臨席のもと大使公邸で行われました。

「授賞式の写真」の画像

授賞式の写真



日本に縁の深いドイツ人科学者、ゴットフリード・ワグネルにちなんで名付けられた同賞は、技術革新を重視するドイツ企業12社と在日ドイツ商工会議所によって、日独間の産学連携の構築と拡大を目的として創設されたもので、環境・エネルギー、健康・医療、安心・安全の3分野における応用志向型の研究を行う45歳以下の若手研究者に贈られます。

授賞式は3月に都内ホテルで行われる予定でしたが、震災の影響で延期され、2011年5月12日、都内のドイツ連邦共和国大使公邸において開催されました。受賞者には、ドイツ学術交流会より最長2ヶ月間のドイツの大学または研究機関での研究活動のための助成金が授与されます。

今回の受賞は、「新しいエレクトロクロミック材料の開発と表示デバイスへの応用」の研究業績が評価の対象となりました。エレクトロクロミック材料とは、電圧で色が変わる材料のことです。受賞対象となった材料 (有機/金属ハイブリッドポリマー) は、一度色を変えた後は、 (液晶や有機ELディスプレイなどと異なり) 電気がなくても表示が続きます。また、金属イオンや有機部位を変えることで、従来のエレクトロクロミック材料にない多彩な色を生み出すことに成功しました。本技術は、電子ペーパー (1) のカラー化やスマートウインドウ (2) などに応用されると期待されます。

(1) 電子ペーパー :
新聞や雑誌などの印刷物の代替として省資源化に役立つと期待される次世代表示デバイス。近年、電子書籍に搭載され普及が進んでいる。カラー化の実現が現在の課題の一つ。

(2) スマートウインドウ :
電圧により透明状態と非透明状態を可逆に変えることができる次世代窓。カーテンの使えない車や電車、住居等の窓に用いることで空調の省エネに役立つと期待される。


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