本賞は、日本の若手研究者の支援と日独間の産学連携を進めることを目的として、技術革新を重視するドイツ企業と在日ドイツ商工会議所により2008年に創設されました。日本の大学・研究機関に所属する45歳以下の研究者で、モビリティ、マテリアル、ライフサイエンス、エネルギーとインダストリーの分野における革新的で創造的な解決策を提案する応用研究が対象とされています。
セペリアミン研究員は、「粒界エンジニアリングによるジスプロシウムフリー高特性ネオジム磁石の開発」という研究テーマについて、チームメンバーの秋屋貴博ポスドク研究員との共同受賞となります。館山グループリーダーは、チームメンバーの袖山慶太郎 (京都大学特定研究員) との共同受賞で、「スパコンの高効率利用によるリチウムイオン電池電解質界面反応の理論的機構解明」が評価されての受賞となります。