NIMS WEEK 2017 開催報告
NIMSは、平成29年10月4日 (水) ~10月6日 (金) に、主催として最大の学術・技術成果発表イベントである「NIMS WEEK 2017」を開催しました。
2017.10.06
(2017.11.02 更新)
国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS) は、平成29年10月4日 (水) ~10月6日 (金) に、主催として最大の学術・技術成果発表イベントである「NIMS WEEK 2017」を開催しました。本年度は「材料材進化の最前線」をテーマに、学術シンポジウム (10/4 : つくば国際会議場) 、ビジネスフェア (10/5 : 東京国際フォーラム) 、企業向けオープンハウス (10/6 : NIMS千現地区および並木地区) の3日間の日程で、東京-つくばにまたがった開催となりました。
各日の参加者はそれぞれ371名 (4日) 、683名 (5日) 、178名 (6日) となり、参加者から好評を得る盛況なイベントとなりました。
学術シンポジウム (10月4日 つくば国際会議場)
4日はつくば国際会議場を会場に、今年度の主題である「構造材料」に関する学術シンポジウムを実施しました。滞在中のワシントンD.C.からの橋本 和仁理事長による特定国立研究開発法人としてのNIMSの役割と取り組みについての講演につづいて、NIMS Awardの授賞式が行われました。今年度はスウェーデン王立工科大学のJohn Ågren氏とBo Sundman氏、東北大学の石田 清仁氏の3氏が受賞し、記念講演が行われました。さらに土谷浩一NIMS構造材料研究拠点長による研究拠点紹介と、分野を先導する研究として独Ruhr-Universitat BochumのIngo Steinbach氏、仏ONERA-National Aerospace Research CentreのEsteban Busso氏東北大学の古原 忠氏、東京大学の小関 敏彦氏による招待講演が行われました。また講演に平行して、NIMS内外の研究者によるポスターセッションが行われました。100件のポスター発表からは優秀ポスター賞、NIMS Award受賞者による特別賞が選出されました。
4日はつくば国際会議場を会場に、今年度の主題である「構造材料」に関する学術シンポジウムを実施しました。滞在中のワシントンD.C.からの橋本 和仁理事長による特定国立研究開発法人としてのNIMSの役割と取り組みについての講演につづいて、NIMS Awardの授賞式が行われました。今年度はスウェーデン王立工科大学のJohn Ågren氏とBo Sundman氏、東北大学の石田 清仁氏の3氏が受賞し、記念講演が行われました。さらに土谷浩一NIMS構造材料研究拠点長による研究拠点紹介と、分野を先導する研究として独Ruhr-Universitat BochumのIngo Steinbach氏、仏ONERA-National Aerospace Research CentreのEsteban Busso氏東北大学の古原 忠氏、東京大学の小関 敏彦氏による招待講演が行われました。また講演に平行して、NIMS内外の研究者によるポスターセッションが行われました。100件のポスター発表からは優秀ポスター賞、NIMS Award受賞者による特別賞が選出されました。
関連ファイル・リンク
ビジネスフェア (10月5日 東京国際フォーラム ホールB7)
5日は東京国際フォーラムにおいて、NIMS研究成果の技術移転を中心としたビジネスフェアを実施しました。冒頭でご来賓の関 靖直文部科学省研究振興局長よりご挨拶をいただきました。企業からは2名の講演者をお招きし、株式会社日立製作所 小島 啓二執行役専務及び旭化成株式会社 中尾 正文代表取締役兼副社長執行役員より、AI・MI等の最新技術やオープンプラットフォームという新たな連携スキームを活用した研究開発の最前線及び将来展望についてご講演をいただきました。隣接エリアでは最新成果69件を中心としたポスター発表が行われ、中でも注目タイトル10件については成果講演を行いました。さらに会場内に個別相談ブースを設置して、企業とNIMS研究者との連携に関する相談会を実施しました。