nano tech 2017 第16回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議出展報告

2017.03.14


NIMSは、平成29年2月15日~17日、東京国際展示場 (ビッグサイト) で開催された「nano tech 2017 第16回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に出展しました。20以上の国・地域から約500の会社・団体が出展する世界最大級のナノテクイベントである本展示会には、同時開催された関連展示会を合わせて3日間で約53,000人が来場し、NIMSブースにも多くの来訪者がありました。

NIMSは環境調和型の蛍光ナノ粒子、ナノ材料を組み込んだRFID化学センサ、ハサミで簡単に形状加工ができるスマートディスプレィシートや磁区を直接観察できるスピン偏極電子顕微鏡など15件のナノテクノロジー関連成果について展示と研究者によるミニ講演を実施し、観客と活発な意見交換を行いました。同時に、NIMSが実施する研究拠点事業として情報統合型物質・材料研究や重レアアースフリーの耐熱強力磁石開発への取り組みについても紹介し、高い関心を集めていました。
 
会期中、Martin Dulig独ザクセン州経済労働交通省大臣、独ザクセン州経済振興公社プロジェクトマネージャーのKarin Heidenreich氏とAlexandra Gering氏、ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)副会長である村山久夫株式会社リコー常務執行役員、岡村直子文部科学省研究振興局参事官 (ナノテクノロジー・物質・材料担当) 、糟谷敏秀経済産業省製造産業局長らがNIMSブースを訪れ、研究成果発表に注目されていました。

「NIMS展示ブース」の画像

NIMS展示ブース



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Martin Dulig独ザクセン州経済労働交通省大臣

村山久夫株式会社リコー常務執行役員・ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)副会長

岡村直子文部科学省研究振興局参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)

糟谷敏秀経済産業省製造産業局長