「腐食防食学会 進歩賞」を土井康太郎 独立研究者が受賞

2023.07.03 更新
材料と環境2023において、土井康太郎(構造材料研究センター 材料創製分野 耐食材料グループ 独立研究者) が「腐食防食学会 進歩賞」を受賞しました。

本賞は、腐食防食の分野に関する優秀な研究あるいは技術上の貢献を行った若手研究者に対して、その功績を称える目的で、公益社団法人腐食防食学会より授与されている賞です。

授賞式は、2023年6月7日につくば国際会議場にて執り行われました。


業績

「酸素還元反応促進による金属材料の腐食加速および高耐食化技術の開発」
酸素還元反応を促進する「高酸素腐食促進試験法」を開発し、コンクリート中鋼材の腐食機構を解明した。開発した試験法により亜鉛めっきの耐食性向上にも成功している。これらの成果は、材料と環境誌および講演大会で報告されている。腐食防食学会の活動にも貢献しており、今後の腐食・防食分野での活躍が期待される。

受賞式の様子

授賞式の様子


賞状

賞状