【1】二次電池の高容量・長寿命化を両立する複合材料を開発 (1/25)
http://www.nims.go.jp/news/press/2018/01/201801250.html
【2】高速変形でも壊れにくいマグネシウム合金の開発 (1/24)
http://www.nims.go.jp/news/press/2018/01/201801240.html
【3】高速でき裂が完治する自己治癒セラミックスを開発 (12/21)
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/12/201712210.html
トップは、スマホから電気自動車まで、活躍の場が広がる二次電池の研究。
「容量をさらに増やしたい」「寿命も長くしたい」という要望がますます強くなっていますが、NIMSはその両方を実現させる新材料を開発しました。
使ったのは、高容量な酸化マンガンの極薄シート。充放電で壊れやすいのが欠点でしたが、グラフェンと交互に重ねるミルフィーユ構造にすることで、形を保持し高容量を保ったまま長寿命化することに成功しました。作り方はとても簡単。グラフェンに「ある工夫」を加えて酸化マンガンの溶液と混ぜるだけ。
http://www.nims.go.jp/news/press/2018/01/201801250.html
続いては、自動車などの軽量化材として期待されるマグネシウム合金。NIMSは、高速で力を加えると、いきなり壊れるという欠点の克服。曲げたりつぶしたりしても簡単に破断しない衝撃吸収性の高いマグネシウム合金の開発に成功しました。カギは、極微量だけ添加したビスマス。その量、なんと原子1,000個のうち、わずか3個分。
http://www.nims.go.jp/news/press/2018/01/201801240.html