生まれたばかりの新材料とその開発現場を1日限定で公開する「ラボ公開」。
いよいよ明日開催です ! 当日参加も可能。新たな事業の種を見つけてください。
http://www.nims.go.jp/nimsweek/day3/index.html
見どころをあらためてご紹介。まずは・・・
『ビルや自動車の窓ガラスに革新を !
遮光と眺望を両立させるグラデーション変化する調光ガラス』
ボーイング787の窓にも使用されている、電気で遮光状態を変える調光ガラ
ス。これまでは遮光状態をガラス全体でしか調整できませんでした。NIMSが開
発したガラスは、遮光状態がグラデーションに変化するので、例えばガラスを
上の方だけ暗くして日光を遮り、下の部分は透明なまま風景を楽しむ。そんな
ガラスも可能になります。
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/10/201710170.html
ラボ公開で実物デモがご覧いただけます !
◆展示名 : 電気で色が変わる調光ガラス 公開場所 : 並木7
さらに・・・
『半導体、磁石、さらには鉄鋼材料まで。
原子の立体地図を正確に書き出す3次元アトムプローブ装置』
最新材料の開発に欠かせないのが、原子配列を観察する技術。NIMSには、電
子顕微鏡では得られない、原子の3次元立体配置を詳細に観察するがあります。
それが「3次元アトムプローブ (3DAP) 」です。この装置を使って、世界最強
磁石を希少な元素を使わずに実現させたほか、半導体や鉄鋼材料の開発で鍵を
握る極微量な元素を位置を、立体で正確に把握できます。
http://www.nims.go.jp/publicity/digital/movie/mov1607130.html
ラボ公開では、装置の解説はもちろん、NIMSの専任オペレーターのサポート
を受けて装置を利用できる「3DAPラボ」の活用方法もご紹介します。
◆展示名 : 「NIMS-CAMECA 3DAPラボ」の紹介 公開場所 : 千現34
ほかにも、騒音の中で微小なき裂の発生を音で検知する技術や、廃熱を電気
に変える熱電材料まで、NIMSにしかない技術をデモを交えながら、研究者が実
用化に向けての展望を直接解説します !
展示・公開場所が分かるガイドマップを公開中 !
⇒
http://www.nims.go.jp/nimsweek/day3/labo.html
材料進化の最前線を、ぜひ現場で体感してください。