Vol.18 No.4 <6-7月号>

ゆらぐスピンの舵をとれ
—磁力の源、電子スピンを操る磁性材料の挑戦—

2018.08.28 発行


収録内容

【NIMS Award受賞 特別鼎談】
世界最強磁石の発明と
スピントロニクスの幕開け

大同特殊鋼株式会社 顧問
佐川眞人

東北大学 名誉教授
宮﨑照宣

物質・材料研究機構 (NIMS) 理事
磁性・スピントロニクス材料研究拠点 拠点長
宝野和博

[元素戦略磁性材料研究拠点 (ESICMM) の取り組み]
希少元素を使わない永久磁石開発を目指して

物質・材料研究機構 (NIMS)
元素戦略磁性材料研究拠点 代表研究者
広沢 哲

[第一章 : 磁性材料]
いかにたくさんの情報を書きこみ、読みとるか。
その限界を超える
—次世代読み書きヘッド材料の有力候補、ホイスラー合金系ハーフメタル—

磁性・スピントロニクス材料研究拠点
磁性材料グループ グループリーダー
桜庭裕弥

より多くの情報を1つの記録媒体に
—情報を記録する磁性体粒子を微細化し高密度化に挑む—

磁性・スピントロニクス材料研究拠点
磁気記録材料グループ グループリーダー
高橋有紀子

[第二章 : スピントロニクス]
MRAM大容量化と安定的な動作を目指して
—絶縁層「スピネルバリア」で高密度かつ安定性の高い情報記録に挑む—

磁性・スピントロニクス材料研究拠点
スピントロニクスグループ 主幹研究員
介川裕章

電子のスピンをそろえ情報の読み書きをスムーズに
—重金属の「スピンホール効果」を利用した大容量で省エネなMRAM実現へ—

磁性・スピントロニクス材料研究拠点
スピン物性グループ グループリーダー
林 将光

スピンを利用して熱や電気を操る
—磁気と電流が引きおこす磁性体の温度変化を捉えた ! —

磁性・スピントロニクス材料研究拠点
スピンエネルギーグループ グループリーダー
内田健一

磁性・スピントロニクス材料開発の羅針盤
—とるべき針路を指し示す〈解析技術〉と〈理論計算〉—

〈解析する〉
磁性・スピントロニクス材料研究拠点
磁性材料解析グループ 主任研究員
ホセイン・セペリ-アミン

〈予測する〉
磁性・スピントロニクス材料研究拠点
独立研究者 三浦良雄

連載コラム : きみが思っているより科学はもっとおもしろい (かもしれない)

サメと淑女
文・えとりあきお
イラスト・岡田 丈 (vision track)


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〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
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