タマムシが 老朽化したインフラの発見を容易に!?
最新研究映像 NIMSの力 9
2014.02.12 公開
解説
見事な輝きのタマムシ、水辺の宝石と言われるカワセミ。
独特の金属光沢があるこれらの色、
実は色素がないのに色を出しています。
光は、非常に細かく周期的な形を持った
構造の表面にあたると、 1つの波長の光だけを
反射してくる性質があります。
こうして生み出される色の光、これを『構造色』といいます。
色素ではなく、モノの形が作り出す色。
時間を経ても色あせることがなく、 長持ちします。
NIMSは、タマムシの構造を真似て、
同じように光るシートを作り出しました。
このシート、1つ大きな特徴があります。
変形すると色が変わるんです。
例えば橋を支える鉄骨にこのシートを貼れば、
橋が変形してきたときに色が変わって
わかりやすいサインを発してくれるかもしれません。
どのように光るのか、なぜそんなことが起きるのか。
このビデオですべてがわかります !
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