臨時増刊号
2012.10.22 発行
今号の内容
(独) 物質・材料研究機構 (NIMS) より
■—————————————————————————————————■
NIMS『使える ! メールマガジン』 臨時増刊 2012.10.22
■─────────────────────────────────■
1. pnが同じ元素からなる高性能熱電材料を開発
2. NIMSフォーラム2012 まもなく開催 !
───────────────────────────────────
◆1 : pnが同じ元素からなる高性能熱電材料を開発
~希少元素フリーで大きなゼーベック係数を実現~
工場や自動車などで捨てられる大量の熱の利用して発電を行う「熱電発電」。
今はまだごく限られた領域での利用にとどまりまっていますが、将来のエネル
ギーに大きく貢献する技術として期待されています。
実用化のための障壁として、発電効率の問題もさることながら、材料に希少
金属が必要だったり、p型とn型で異なる素材を貼り合わせていることで温度を
かけたときに膨張率の違いで素子が壊れてしまう問題がありました。
今回、NIMSでは従来とは異なる画期的な方法を使って、世界でも類のない
高温熱電材料を開発しました。希少な元素を使わず、高温で大きなゼーベック
効果を示すP型とN型を同じ元素で作ることに成功したのです。これにより、
高温域でも壊れることがない熱電素子の実現が大きく前進しました。発電所や
大型焼却炉などで捨てられている大量の熱を電力に変えることが可能になりま
す。
注目の新材料については、10月25日 (木) 開催のNIMSフォーラムで、開発者
自身による発表が行われます。
http://www.nims.go.jp/publicity/digital/movie/nimsforum12_mov03.html
◆2 : NIMSフォーラム2012 まもなく開催 ! ━━━━━━━━━━━━━
NIMSの主要な研究成果を一挙発表するNIMSフォーラムがまもなく開催です。
震災後の日本の現状を踏まえ、環境・資源・エネルギー問題を打開するために
必要な新材料・新技術を中心とした成果を公開します。
東日本大震災からの復興に貢献する技術開発を目的として始まった新プロ
ジェクトの紹介のほか、オイルを浄化できる超高性能フィルター、導電性ポリ
マーなど産業上重要な成果が数多く発表されます。
日本に2台しかない「走査型ヘリウムイオン顕微鏡」を皆さんにお使いいた
だけるしくみについてもご紹介。さらに、TIA-nanoなど企業連携を強化する
しくみなど、有用な情報もふんだんに提供する予定です。
■2012年10月25日 (木) 10:00~18:00 〔受付開始 9:30〕■
■ 有楽町 東京国際フォーラム ホールB7 ■
当日は、混雑が予想されますので、事前登録申し込みがお勧めです。
ぜひご予定をあけてご期待ください ! 詳細と事前申し込みはこちら。
http://www.nims.go.jp/nimsforum/
(プログラム) http://www.nims.go.jp/nimsforum/program.html
(研究ポスター) http://www.nims.go.jp/nimsforum/poster.html
———————————————————————————————————
※本メールマガジンに関するお問合せはこちらまで
pr=nims.go.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください)
※メルマガ登録解除は下記アドレスに【空メール】をお送りください
nims.unsubscribe=fofa.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
独立行政法人物質・材料研究機構 企画部門 広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 TEL. 029-859-2026 (広報室直通)
URL:http://www.nims.go.jp/
※掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright (c) NIMS. All rights reserved.
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1. pnが同じ元素からなる高性能熱電材料を開発
2. NIMSフォーラム2012 まもなく開催 !
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◆1 : pnが同じ元素からなる高性能熱電材料を開発
~希少元素フリーで大きなゼーベック係数を実現~
工場や自動車などで捨てられる大量の熱の利用して発電を行う「熱電発電」。
今はまだごく限られた領域での利用にとどまりまっていますが、将来のエネル
ギーに大きく貢献する技術として期待されています。
実用化のための障壁として、発電効率の問題もさることながら、材料に希少
金属が必要だったり、p型とn型で異なる素材を貼り合わせていることで温度を
かけたときに膨張率の違いで素子が壊れてしまう問題がありました。
今回、NIMSでは従来とは異なる画期的な方法を使って、世界でも類のない
高温熱電材料を開発しました。希少な元素を使わず、高温で大きなゼーベック
効果を示すP型とN型を同じ元素で作ることに成功したのです。これにより、
高温域でも壊れることがない熱電素子の実現が大きく前進しました。発電所や
大型焼却炉などで捨てられている大量の熱を電力に変えることが可能になりま
す。
注目の新材料については、10月25日 (木) 開催のNIMSフォーラムで、開発者
自身による発表が行われます。
http://www.nims.go.jp/publicity/digital/movie/nimsforum12_mov03.html
◆2 : NIMSフォーラム2012 まもなく開催 ! ━━━━━━━━━━━━━
NIMSの主要な研究成果を一挙発表するNIMSフォーラムがまもなく開催です。
震災後の日本の現状を踏まえ、環境・資源・エネルギー問題を打開するために
必要な新材料・新技術を中心とした成果を公開します。
東日本大震災からの復興に貢献する技術開発を目的として始まった新プロ
ジェクトの紹介のほか、オイルを浄化できる超高性能フィルター、導電性ポリ
マーなど産業上重要な成果が数多く発表されます。
日本に2台しかない「走査型ヘリウムイオン顕微鏡」を皆さんにお使いいた
だけるしくみについてもご紹介。さらに、TIA-nanoなど企業連携を強化する
しくみなど、有用な情報もふんだんに提供する予定です。
■2012年10月25日 (木) 10:00~18:00 〔受付開始 9:30〕■
■ 有楽町 東京国際フォーラム ホールB7 ■
当日は、混雑が予想されますので、事前登録申し込みがお勧めです。
ぜひご予定をあけてご期待ください ! 詳細と事前申し込みはこちら。
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(プログラム) http://www.nims.go.jp/nimsforum/program.html
(研究ポスター) http://www.nims.go.jp/nimsforum/poster.html
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