「熱アシストハードディスク用微小光熱源 ナノヒーター®素子」
ユーザー氏名 :
杉浦 聡a, 井上 友里恵f, 橋本 和信f, 望月 学af, 八井 崇bf,
赤羽 浩一c, 松本 敦c, 山本 直克c, 片山 龍一d, James A. Baine
(a(株)イノバステラ, b豊橋技術科学大学, c情報通信研究機構, d福岡工業大学, eCarnegie Mellon Univ.,
fナノフォトニクス工学推進機構)
実施機関担当者 :
澤村 智紀, 水島 彩子, 太田 悦子, Eric Lebrasseur, 藤原 誠 (東京大学)
現代のデジタル化社会では電子情報が急速に増大しており、現行の消費電力のままでハードディスクの記録密度を大幅に向上させる技術開発の重要性が益々高まっています。この記録密度を大幅に向上させる次世代のハードディスクの記録方式として熱アシスト磁気記録方式があります。この方式では直径10nm程度の領域を局所的に加熱して磁気記録を行う必要があります。この度、東京大学微細加工プラットフォームで試作して、GaAs基板を微細加工した微小光熱源素子を開発しました。その結果、部品数が少ない形状で、加熱領域を10nm程度に絞れる熱源が初めて実現されました。
(プレスリリース詳細PDF内 参考資料添付)