文部科学省ポスト『京』重点課題の一環として、横浜国立大学の大野かおる教授らは、物質・材料研究機構の
佐原亮二主幹研究員と共同で、航空機ジェットエンジンのタービンなどに使用されるNiAl合金の複雑な微細構造を様々なNiとAlの混合比に対して一切のパラメータを使用せずに物理の基本法則のみから正確に予測することに成功しました。これにより、計算機シミュレーションによる合成設計の道が初めて開かれました。この研究成果は、国際学術雑誌Nature Communicationsに2019年8月1日18時 (日本時間) にオンライン掲載されます。