国立研究開発法人 物質・材料研究機構 (理事長 : 橋本和仁 (以下、NIMS) ) は、本年度のNIMS Award受賞者を下記の2名に決定いたしました。
受賞者
佐川 眞人氏
(大同特殊鋼株式会社、顧問)

宮﨑 照宣氏
(東北大学、名誉教授)

佐川氏の「ネオジム磁石の発明とその実用化」、宮﨑氏の「室温巨大磁気抵抗を発現するトンネル磁気抵抗素子の発見」が本年のNIMS Award 2018の対象分野「磁性・スピントロニクス材料」において世界的に傑出した業績として評価されました。両氏の研究成果は電気自動車、ハードディスクドライブ、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)といった磁性材料を応用した産業創出につながり、社会に大きな影響を及ぼしました。
NIMS Award 2018の授賞式及び受賞記念講演会は、10月15日に「NIMS WEEK 2018」の一貫として東京国際フォーラムにて行われる予定です。