NIMSは、2018年にソフトバンクと共同で、NIMS-SoftBank先端技術開発センターを設立し、携帯電話基地局やIoT、HAPSなどに向けたリチウム空気電池の実用を目指した開発研究を行ってきました。2021年には、現行のリチウムイオン電池の重量エネルギー密度 (Wh/kg) を大きく上回る500Wh/kg級リチウム空気電池を開発し、室温での充放電反応を実現しました※。
本会では、今年度の研究成果の報告とともに、今後の研究計画に関する意見交換が行われ、リチウム空気電池を含む次世代蓄電池の早期実用化に向けては、基盤的な研究開発に加えて、様々な企業との連携加速が重要であるとの認識で一致しました。
※プレスリリース「500Wh/kg級リチウム空気電池を開発」 (2021年12月15日)