SAT 2021テクノロジー・ショーケースは、“異分野交流による知の触発”をスローガンに毎年開催されており、今年はつくば地区における5件の「つくば発注目研究」ポスター発表の他、院生・大学生・高校生からの発表も含む合計81件の「一般研究」ポスター発表が行われました。
このポスター発表とあわせて開催された特別シンポジウムの第1部として、 “地球計測衛生と新型コロナウイルス感染症”をテーマに、JAXA第一宇宙技術部門衛星利用運用センターの濱本 昂研究開発員より「コロナ影響把握のための衛生データ解析における国際連携」、JAXA同部門地球観測研究センター/GOSAT-2プロジェクトチームの塩見 慶主任研究開発員より「GOSATによる温室効果ガス観測にみるコロナの影響」、「withコロナ時代の地球観測衛星を活用した災害対応」という視点から、JAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センターの山地 萌果研究開発員及び土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センターの大原 美保主任研究員から、興味深い特別講演が行われ、さらに第2部では、それらを受けて、宇宙航空研究開発機構・筑波宇宙センター所長の寺田 弘慈理事を座長としたパネル討論会が行われました。