陳菊 高雄市市長がNIMSをご来訪

2017.08.09
(2017.08.25 更新)


平成29年8月9日、台湾 高雄市市長で元台湾労働大臣の陳菊氏 (The Honorable Chu Chen) がNIMSを訪問されました。

今回の訪問は、陳菊市長をはじめとして、何美玥 市政府顧問 (Ms. Mei-Yue He) 、陳英忠 国立中山大学副校長 (Prof. Ying Chung Chen)、陳文章 国立台湾大学工学院長 (Prof. Wen Chang Chen) ら政府、学術界、経済界重鎮が同行する総勢22名の視察団によるものとなりました。

ご一行は外部連携部門 青木芳夫部門長からNIMSの概要と産業界との連携について説明を受けた後、橋本和仁理事長へ表敬訪問をされました。その後、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 (MANA) で、青野正和フェローからMANAの概要と戦略について説明を受け、ナノシート、原子スイッチ等のNIMSにおける主要な研究成果をご覧になりました。

高雄市は、台湾政府経済省、科学技術省、国防省、教育省がそれぞれの所掌業務について建設・運営に参画する行政区であり、基礎研究と技術開発を通して持続可能社会と競争力を有する産業の創出を計画しています。
その計画の一環として、市内に存在した石油精製所を国立材料研究所に刷新する予定であり、国際的に著名な材料研究機関であるNIMSの取り組みに倣うため、今回の訪問に至りました。

今後の高雄市における材料研究所の創立と発展に、NIMSの協力が期待されています。


「高雄市市長 (中央左) および視察団と橋本理事長 (中央右)」の画像

高雄市市長 (中央左) および視察団と橋本理事長 (中央右)