NIMSは環境調和型の蛍光ナノ粒子、ナノ材料を組み込んだRFID化学センサ、ハサミで簡単に形状加工ができるスマートディスプレィシートや磁区を直接観察できるスピン偏極電子顕微鏡など15件のナノテクノロジー関連成果について展示と研究者によるミニ講演を実施し、観客と活発な意見交換を行いました。同時に、NIMSが実施する研究拠点事業として情報統合型物質・材料研究や重レアアースフリーの耐熱強力磁石開発への取り組みについても紹介し、高い関心を集めていました。
会期中、Martin Dulig独ザクセン州経済労働交通省大臣、独ザクセン州経済振興公社プロジェクトマネージャーのKarin Heidenreich氏とAlexandra Gering氏、ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)副会長である村山久夫株式会社リコー常務執行役員、岡村直子文部科学省研究振興局参事官 (ナノテクノロジー・物質・材料担当) 、糟谷敏秀経済産業省製造産業局長らがNIMSブースを訪れ、研究成果発表に注目されていました。