NIMS研究者が大学教員として大学院生を指導

NIMSと協定を締結した国内の大学院において、第一線で活躍するNIMS研究者が大学教員として、入学から学位取得まで学生の研究指導をおこないます。この制度を通じて、学生はNIMSと大学の両方から指導を受けつつ、最先端の研究を学ぶことができます。研究設備と連携体制の揃った国際的な環境において、高度な専門性を持った研究者の育成を目指しており、学位を取得した卒業生の多くが、物質材料の分野で活躍しています。

NIMS連携大学院の特長

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NIMSでの研究活動により、協定を締結した大学院から学位を取得できるようデザインされた制度です。従来型の連携大学院制度と異なり、NIMS研究者が大学院教育と専攻運営により密接に関わることにより、教育を重視しつつ、学生が高度な研究活動を行える環境を整えています。国外からの学生も多く、博士号取得を目指す社会人も在籍しています。国籍や言葉の壁だけでなく、物質・材料科学における専門分野や経験の違いを越えて、NIMSで互いに学び合える学習環境を形成しています。

また、NIMSには賃金支給による支援制度「NIMSジュニア研究員制度」があり、大学院在籍中は、経済的な心配なく研究に専念することができます。優れた連係大学院の学生には、入学から卒業までの間、適用されるチャンスがあります。


NIMS連携大学院一覧

筑波大学との協定により2004年に発足した専攻をはじめとして、北海道大学では総合化学院、生命科学院、理学院、早稲田大学では理工学術院、九州大学では工学府の専攻にNIMS連携大学院にあたるプログラムを設置しています。

筑波大学

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筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物質・材料工学専攻
NIMS最初の独立連係専攻として、筑波大学大学院に設置され、NIMS研究者が教授・准教授として学生指導を行います。修士と博士課程の両方があり、授業は筑波大学で、研究活動はNIMSで行います。(開設 :2004年4月)

北海道大学

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大学院総合化学院 総合化学専攻 物質化学コース
大学院生命科学院 生命科学専攻 / ソフトマター専攻
大学院理学院 理学院物性物理学専攻

2008年5月、総合化学院 総合科学専攻に、NIMS研究者が連携分野教員として参画するコースが設置されました。その後、2008年9月は生命科学院 生命科学専攻、2009年5月は理学院 物性物理学専攻、そして2018年4月には新規に設置された生命科学院 ソフトマター専攻において、NIMS連携大学院にあたるコースが設置されています。NIMSと北海道大学の活発な連携の元、両方の研究装置・設備を利用でき、より質の高い研究をすることができます。

早稲田大学

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理工学術院 先進理工学研究科 ナノ理工学専攻
理工学術院 基幹理工学研究科 材料科学専攻

2008年12月に先進理工学研究科のナノ理工学専攻、2019年9月には基幹理工学研究科に開設された材料科学専攻に、早稲田大学NIMS連携大学院が発足しました、入学から学位取得まで、早稲田大学の教員とNIMS研究者がペア教員となって、両方による研究指導を受けながら博士号取得ができます。
(開設 :2008年12月)

九州大学

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大学院工学府 物質創造工学専攻 / 材料物性工学専攻
物質創造工学専攻と材料物性工学専攻に設置された連係分野「先端ナノ材料工学コース」は、ナノ材料の創製、計測、物性評価を総合的に学びながら、基礎力を養いつつ応用に向けた幅広い専門性を習得できるよう設置されたコースです。NIMSで研究活動しながら博士号取得を目指す中、研究計画の企画力を高めることを目的とした必修科目があり、社会の要請や科学技術の進歩に対応できる俯瞰力、総合力をもつ研究者を育むことを目指しています。(開設 :2009年4月)


お問い合わせ先

グローバル中核部門 グローバル連携室 大学院係
〒305-0044 茨城県つくば市千現1-2-1
FAX. 029-859-2799
E-Mail: nims-graduate=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)