2023.02.20 更新

バンドン工科大学 (インドネシア) 副学長 ほか3名がNIMSを訪問

去る2月10日 午前9時から12時頃まで、バンドン工科大学Prof. Jaka Sembiring副学長(Academic and Student Affairs), Prof. Brian Yuliarto (Dean of Faculty of Industrial Technology), Prof. Suprijadi (Faculty Mathematics and Natural Sciences)及びDr. Tapran Nugraha (Engineering of physics)が、NIMSとのこれまでの良好な機関間連携関係のさらなる強化を目的に、NIMSを訪問されました。

バンドン工科大学副学他3名とNIMS宝野理事長 (中央) 、佐々木理事 (右から2番目) 、川島企業連携室長 (左はし) のグループ写真



バンドン工科大学とは平成26年 (2014年) より大学院学生を招き共同研究を継続して実施し、これまでも材料科学分野において30報を超える共著論文を公表しています。 
当日はまずバンドン工科大学の副学長ほか3名とNIMSの理事長、理事及び企業連携室長の間で、両機関の最新の全体概要に関する報告を行うことを通して、相互理解を深めるための意見交換が行われました。

副学長から理事長へバンドン工科大学のメダルが授与されている様子


NIMS理事長、理事、企業連携室長を交え、両機関の近況を報告しあう様子


NIMS理事長、理事、企業連携室長を交え、両機関の近況を報告しあう様子



その後、機能性材料研究拠点・光機能分野・プラズモニクスグループの岩長 祐伸主席研究員からNIMSの”Multi-purpose high-sensitivity meta-surface biosensors” 研究の最新成果並びにその研究を実施している研究室内部の機器の紹介が行われました。
次に、エネルギー・環境材料研究拠点・太陽光発電材料グループの白井 康裕グループリーダーから、NIMSにおける"Perovskite solar cells"研究の最新成果並びにそうした研究成果を生み出してきた実験機器などの紹介が行われました。
それに続き、MANA・ナノセオリー分野・量子物性シミュレーショングループの田村 亮主任研究員から、最近の研究課題であるStructural analysis for MD simulations based on unsupervised learningについての説明がなされ、今後の共同研究の可能性について意見交換がなされました。

プラズモニクスグループの岩長 祐伸主席研究員のラボ紹介の様子


太陽光発電材料グループ 白井 康裕グループリーダーによる
"Perovskite solar cells"研究と研究施設の紹介の様子


田村 亮主任研究員からの研究成果説明をうけるバンドン工科大学副学他3名の訪問者



この訪問を機に、今後のさらなるバンドン工科大学との国際共同研究が一層発展的に展開されることが期待されます。


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グローバル中核部門グローバル連携室
TEL. 029-859-2477
E-Mail: academic-collaboration=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)