2023.09.27 更新

ドイツ学術交流会東京事務所長がNIMSを訪問

8月25日、ドイツ学術交流会 (Deutsche Akademische Austauschdienst : DAAD; 本部所在地 : ボン) 東京事務所とドイツ 科学・イノベーション 東京センター (Deutsche Wissenschafts- und Innovationshaus Tokyo (DWIH Tokyo))の所長であるAxel KarpensteinさんがNIMSを訪問されました。

図1. Axel Karpenstein所長と宝野理事長の写真.



構造材料研究センター、磁性・スピントロニクス材料研究センター、エネルギー・環境材料研究センター、ナノアーキテクトニクス材料研究センター (MANA) を見学し、研究者と熱心にディスカッションを行いました。

DAADは、ドイツ連邦共和国の公的拠出金を財源基盤として運営されている機関であり、大学間における国際交流を促進する役割を担っています。その東京事務所は、1978年4月に開設され、2022年8月からは今回NIMSを訪問されたAxel Karpensteinsh氏が所長に就任され、各専門分野を代表する日本の大学や研究機関などとの密接な連携をはかる活動を展開しています。

また、DWIH東京は、ドイツの大学、研究機関、研究型企業のためのプラットフォームの役割を担う機関で、2010年の設立以来、ドイツ連邦外務省の支援を受けて活動していますが、2017年からはDAADが活動のとりまとめを行っています。

NIMSは、これまでNIMSインターンシップ制度により、海外から多くのインターンシップ生を受け入れています。2006年から2022年までの海外からの受け入れ実績では、中国 (254名) 、インド (139名) 、フランス (110名) 、台湾 (106名) 、韓国 (77名) 、及びカナダ (50名) についでドイツ連邦共和国からは40名のインターンシップ生を受け入れてきました。今回のドイツ学術交流会東京事務所長のNIMSへの訪問を機に、ドイツからのインターンシップ生が増えることが期待されます。

図2. Axel Karpenstein所長とNIMS研究者のグループ写真.




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