9月17日、当機構の高分子・バイオ材料研究センターは、エジプトのマンスーラ大学獣医学部(Faculty of Veterinary Medicine, Mansoura University)とMoUの調印式を執り行いました。
マンスーラ大学はエジプトで第2位のランキングを誇る国立大学で、1962年にカイロ大学の医学部のブランチとして設立されました。そのため、医学・薬学・獣医学などの分野において高い実績を誇り、アフリカ・中東の多くの国から学生が入学しています。特に獣医学部においては、多くの動物種、疾患モデル、高い手術スキルを有しているため、NIMSでのバイオマテリアル開発に大きな貢献が期待できます。また、当機構はすでに同じ市内にあるEgyptian Liver Research Institute and Hospital (ELRIAH)ともMoUを締結しており、今回のMoU締結によって日本—エジプト間での新たなバイオマテリアルの共同開発や学問の相互理解の促進などが大いに期待できます。
