MI2I・JAIST合同シンポジウム
データ科学における予測と理解の両立を目指して - 分かるとは何か? -
アルファ碁が世界最強棋士に勝利したニュースは大きな話題となった。その根幹である深層学習手法は、非常に高い予測能を有する一方、その選択に関し理解することは不能とされる。古来、科学における最終ゴールは説明・理解できることであった。今、新規物質探索にも最先端の深層学習等のデータ科学手法が利用されつつある。理解は一旦諦め、高い予測能による新たな科学技術の可能性を探るのか、その選択が現実問題となりつつある。最近の研究成果を紹介しつつ、この問題への理解を深めたい。
概要
- 名称 :データ科学における予測と理解の両立を目指して - 分かるとは何か? -
- 日時 : 平成30年5月21日(月) 13:00 ~ 17:40
- 場所 :JST東京本部別館1階ホール (東京都千代田区五番町7 K’s五番町)
- 主催 : 国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)
- 共催 : 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 (JAIST)
- 協力 : 国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)
- 対象 : 企業、大学、研究機関の関係者等。一般参加も可。
- 参加者数 :140名 (定員になり次第、受付を終了させていただきます。)
参加登録
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プログラム(予定)
受付開始 | 12:30- |
開会挨拶 北陸先端科学技術大学院大学 学長 浅野 哲夫 | 13:00-13:15 |
趣旨説明 情報統合型物質・材料開発イニシアティブ (MI2I) エグゼクティブアドバイザ - 寺倉 清之 | 13:15-13-35 |
講演 - 「分かる」を支援するAIとは?
北陸先端科学技術大学院大学 サービスサイエンス研究センター 特任教授 溝口 理一郎 - 情報・学習・理解 : 機械学習から機械理解の定式化に向けて
北陸先端科学技術大学院大学 ヒューマンライフデザイン領域 准教授 日高 昇平 質疑応答 進行 MI2I副プロジェクトリーダー 真鍋 明 | 13:35-14:20 14:20-15-05 |
コーヒーブレイク | 15:05-15:20 |
- 機械学習からのフィードバックによる材料科学的理解の促進事例
情報統合型物質・材料開発イニシアティブ (MI2I) サブグループリーダ 田村 亮 - データマイニングを活用した物質空間の理解に向けて
北陸先端科学技術大学院大学 知識マネジメント領域 准教授 ダム ヒョウ チ - 機械学習は真の発見に寄与できるのか?
北海道大学 情報科学研究科 准教授 瀧川 一学 質疑応答 進行 MI2I副プロジェクトリーダー 真鍋 明 | 15:20-16:05 16:05-16:50 16:50-17:35 |
閉会挨拶 情報統合型物質・材料開発イニシアティブ (MI2I) プロジェクトリーダー 伊藤 聡 | 17:35-17:40 |
※プログラムは予告なく変更になる場合があります。