「温度を自動制御するセラミックス」
材料が作る日常品 4
2018.01.17 公開

解説
この季節に大活躍の温風ヒーター。
かつては金属の電熱線を使って加熱するものが主流でした。
熱くなりすぎないよう、ある温度になるとスイッチが切れるサーモスタットという装置が入っていました。
ところが今はPTCセラミックスという特別なものを使ったヒーターがあります。
サーモスタットなしで、自分自身の力だけで温度を一定に保てる優れた材料です。
これが小型でシンプルな暖房器具を可能にしました。
どうやって自分の温度をコントロールするんでしょうか。
新しい材料が、新しい世界を作り出す。
シリーズ第4作をどうぞ。
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