日本ロレアル、NIMSと「マテリアルイノベーションセンター」を設立
—日本発のオープンイノベーションをさらに加速—
2018.07.20
日本ロレアル株式会社
国立研究開発法人物質・材料研究機構
世界最大の仏化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社は、2018年7月20日、NIMSと共同研究を行う「マテリアルイノベーションセンター」設立に関する調印式を執り行いました。
概要
日本をはじめグローバルな消費者ニーズはさらに多様化しており、成長が見込まれるアジア市場においては、黒髪のスタイリングやカラーリング、大気汚染、敏感・乾燥肌に対応した新たなニーズが高まっています。ロレアルグループは、日本発のオープンイノベーションを積極的に推進するために、材料研究を専門とする国内唯一の国立研究所NIMSと連携して共同研究センターを設立し、多様なニーズに応える革新的な製品の創出を目指します。
ロレアルグループの戦略的イノベーション拠点として位置づけられ、基礎・応用・開発・評価のすべての研究体制を誇る日本ロレアルリサーチ&イノベーションセンターは、グローバルな化粧品科学研究や製品デザインコンセプトの知見とNIMSが誇る最先端の新規素材研究を活用した製品開発を共同で進めることにより、基礎研究からの製品開発期間を大幅に短縮することができ、従来にない製品をより早く消費者に提供することが可能になります。
第一段階の3カ年計画 (2018年度-2020年度) では、形状記憶特性を持つ刺激応答性ポリマー (スマートポリマー) 材料を活かし、自由自在のヘアスタイルを保持できるヘアスタイリング製品への応用に注力します。また、スマートポリマーをしわ、たるみなどのエイジケアにアプローチするスキンケア製品への活用の可能性についても検討していきます。さらに、NIMSの最先端の解析装置群を利用して化粧品材料の持つ仕組みの解明にも取り組んでいきます。2023年に形状記憶ポリマー技術を採用した製品を発売する予定です。
ロレアルグループの戦略的イノベーション拠点として位置づけられ、基礎・応用・開発・評価のすべての研究体制を誇る日本ロレアルリサーチ&イノベーションセンターは、グローバルな化粧品科学研究や製品デザインコンセプトの知見とNIMSが誇る最先端の新規素材研究を活用した製品開発を共同で進めることにより、基礎研究からの製品開発期間を大幅に短縮することができ、従来にない製品をより早く消費者に提供することが可能になります。
第一段階の3カ年計画 (2018年度-2020年度) では、形状記憶特性を持つ刺激応答性ポリマー (スマートポリマー) 材料を活かし、自由自在のヘアスタイルを保持できるヘアスタイリング製品への応用に注力します。また、スマートポリマーをしわ、たるみなどのエイジケアにアプローチするスキンケア製品への活用の可能性についても検討していきます。さらに、NIMSの最先端の解析装置群を利用して化粧品材料の持つ仕組みの解明にも取り組んでいきます。2023年に形状記憶ポリマー技術を採用した製品を発売する予定です。
関連ファイル・リンク
本件に関するお問合せ先
日本ロレアルに関するお問い合わせ
-
コーポレート・コミュニケーション本部
船津
tel: 03-6911-8104
E-Mail: lisa.funatsu=loreal.com
([ = ] を [ @ ] にしてください)
物質・材料研究機構 (NIMS) に関するお問い合わせ
-
経営企画部門 広報室
tel: 029-859-2026
E-Mail: pressrelease=ml.nims.go.jp
([ = ] を [ @ ] にしてください)