第64号

2017.01.11 発行


今号の内容

 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 (NIMS) より ■—————————————————————————————————■      NIMS『使える ! メールマガジン』  第64号  2017.1.11 ■—————————————————————————————————■   1. 最新研究ニュース  「全固体電池実用化の壁、『界面抵抗』の原因を探る新手法を開発」 2. 科学映像シリーズ  鮮やか実験映像 #15  「エネルギーの逆変換」 3. 残席わずか 第4回MI^2Iチュートリアル開催 2017年1月27日 (金)   4. 第14回GREENシンポジウム「水素・燃料電池」 参加登録は25日まで ! 5. 広報誌『NIMS NOW』最新号 ───────────────────────────────────   ◆1 : 最新研究ニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  『全固体リチウムイオン二次電池の複合電極の電位分布計測手法を開発』                               [2016.12.26]    次世代の蓄電池として期待される全固体リチウムイオン二次電池。高容量、 高出力であり、すべて固体のために燃えにくく安全性も向上します。しかし、 電極と電解質の界面での抵抗が高く、しかもその原因がわからないことが、実 用化への壁となっています。    原因解明のためには、電池の性能を保ったまま内部を露出させて、界面の電 位分布の変化を計測することが有効です。ただ、リチウムなど反応性の高い材 料を含むため、性能劣化しないように加工から測定まで行うことが困難でした。    NIMSの研究チームは、すべての工程を不活性ガスや真空中で行うことで、こ の問題を見事解決しました。全固体電池の実用化を近づける新手法。その詳細 はこちらでご覧ください↓↓  http://www.nims.go.jp/news/press/2016/12/201612260.html       ◆2 : 科学映像シリーズ 鮮やか実験映像 #15 ━━━━━━━━━━━━━   ~エネルギーの逆変換~    ふつう電気を使って動くモーターを、手で回すと電気が起こす発電機になる。 これはよく知られていますよね。    モーターとは「力を生む機械」と思っていますが、「力と電気を『変換』す る機械」という見方もできます。エネルギーを電気と力のどちらに向かって変 換するか、という方向性が違うだけです。    では、モーター以外の装置、例えば光を生み出すLEDはどうでしょ。反対方 向の変換はできるんでしょうか?    以前の映像でもご紹介した「熱電素子」や「圧電素子」でも少し触れた「エ ネルギーの逆変換」。こんなふうにやってみました。ご覧ください !    http://www.nims.go.jp/publicity/digital/movie/mov1701110.html       ◆3: 第4回MI^2Iチュートリアル開催 2017年1月27日 (金)  ━━━━━━    研究者の勘や経験に頼ってきた新材料開発。ここにデータ科学の手法を導入 し、膨大な材料データベースを解析して材料開発にかかる時間の大幅な短縮を 目指す新手法がMI^2です。  NIMSとJSTは、今注目のMI^2の活用に必要な知識を基礎から学べる公開講座 を開催。4回目となる今回は、データの「穴」から幾何学的に情報を引き出す 「パーシステントホモロジー」について、専門家が超基礎から解説します。毎 回多くの応募をいただいており、今回も残席わずかとなりました。MI^2導入に 興味のある企業や大学の研究者の方、ぜひお早めにお申込みください。     日時  :  2017年1月27日 (金) 13 : 00~16 : 00   場所  :  全日通労働組合8F大会議室A   参加費 :  無料 (要参加登録)   定員  :  100名程度 (定員になり次第、受付終了)   講師  :  平岡裕章 教授 (東北大学)  中村壮伸 助教 (東北大学)    詳しくは以下をご覧ください。  http://www.nims.go.jp/MII-I/event/tutorial2016_4.html         ◆4 : 第14回 GREENシンポジウム開催のお知らせ ━━━━━━━━━━━━    第14回GREENシンポジウムが来月に迫ってきました。今回のテーマは「水 素・燃料電池」。自動車の動力源のほか、余剰電力を水素に変換し、必要な 時・場所で電力に再変換することで、発電量の変動が大きい再生可能エネル ギーも安定して利用することが可能になるなど、次世代エネルギーの鍵を握る ものとして大きな注目を集めています。    すでに自動車メーカーや化学メーカー、燃料電池から資源開発まで、幅広い 分野からご登録をいただいております。本シンポジウムでは水素製造から燃料 電池の要素技術開発や実用化まで広く議論を行います。登録がお済みでない方、 ぜひお早めにご登録ください。     ---------------------------------------------------------------------- 第14回 ナノ材料科学環境拠点シンポジウム   社会システム全体を俯瞰した統合型材料開発 ~太陽光から始まるエネルギーフローで鍵を握る水素・燃料電池~   日  時 :  2017年2月1日(水) 10:30-17:15 (交流会 17:30-19:00) 場  所 : 一橋講堂 (学術総合センター2階)  千代田区一ツ橋2-1-2 言  語 : 日本語 参加費  : 無 料 ----------------------------------------------------------------------    ■招待講演 トヨタ自動車株式会社 FC技術・開発部 主査 小島康一氏 「トヨタ自動車における環境チャレンジと水素の果たす役割」   技術研究組合FC Cubic 研究所長 篠原和彦氏 「『触媒・電解質・MEA内部現象の高度に連成した解析、セル評価』   (NEDO事業) における燃料電池基盤技術開発」   東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻 教授 杉山正和氏  「太陽光水素発生のエネルギー効率向上に向けて :  集光型太陽電池と水電解装置の最適接続」   産業技術総合研究所 創エネルギー研究部門 姫田雄一郎氏 「ギ酸からの高圧水素製造技術」      シンポジウムの詳細および『参加登録』は下記をご覧ください。  http://www.nims.go.jp/GREEN/event/2016/20161129.html         ◆5 : 広報誌『NIMS NOW』最新号予告 ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━ —「次世代蓄電池」特集号—    充電して何度も繰り返し使える蓄電池。二次電池とも呼ばれ、日本で開発さ れた「リチウムイオン二次電池」は、モバイルPCや携帯電話の普及に貢献する など、まさに時代を変えた発明となりました。    そして今。電気自動車をはじめ、さらに大容量で長寿命、小型で安全な“次 世代蓄電池”の開発が強く望まれています。本号では、「リチウムイオン二次 電池」の開発に大きく貢献し、今年度のNIMS賞を受賞した水島公一氏と吉野彰 氏が、その開発秘話と蓄電池研究の今後について語るほか、「全固体電池」 「空気電池」などNIMSで行われている次世代蓄電池の最新研究をご紹介します。    最新号は1月下旬発行予定。お楽しみに !         ——————————————————————————————————— ※本メールマガジンに関するお問合せはこちら。  pr=nims.go.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください) ※メルマガ登録解除は下記アドレスに【空メール】をお送りください。  nims.unsubscribe=fofa.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください) ———————————————————————————————————  本メールマガジンはエクスペリアンジャパン社の「FormFactory」を利用し て配信します。登録されたデータを本メールマガジンの配信以外に使用するこ とはありません。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  国立研究開発法人 物質・材料研究機構 経営企画部門 広報室  〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 TEL. 029-859-2026 (広報室直通)  URL:http://www.nims.go.jp/ ※掲載記事の無断転載を禁じます。 Copyright (c) NIMS. All rights reserved.  

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