第一期中期計画
萌芽研究課題の評価結果
平成14年度~17年度の萌芽研究課題の外部事後評価結果について
萌芽研究は、基盤的資金を用いて、各研究ユニットで研究ユニット長の責任のもとで研究を行ったり、 次期プロジェクトのシーズとなり得るものや先導的でリスクが大きな研究等を機構内公募による競争的環境のもとで行うことにより、研究の活性化を図ることを目的としています。
萌芽研究では、事前評価及び事後評価が行われました。 低額の運営費交付金による萌芽研究の評価は、研究責任者が所属する研究ユニット長が、4段階(S, A, B, F)で内部評価を行いました。平成14年度及び15年度終了課題の事後評価は、課題の解決方法、研究の成果等の観点から、平成15年度及び16年度開始課題の事前評価は、課題の設定、課題への取り組み方法、研究計画等の観点から行われました。また、平成16年度終了課題の事後評価及び17年度開始課題の事前評価は、研究の必要性・効率性・有効性の観点から行われました。
一方、平成16年度から17年度まで実施された高額の運営費交付金 (年間2,000万円以上) による萌芽研究については、外部評価委員による事前評価及び事後評価が行われました。
一方、平成16年度から17年度まで実施された高額の運営費交付金 (年間2,000万円以上) による萌芽研究については、外部評価委員による事前評価及び事後評価が行われました。
平成14年度内部評価
平成14年度終了の萌芽研究は49課題、平成15年度開始の萌芽研究は48課題ありました。 終了49課題のうち、13課題は S : 特に優れている、29課題は A : 優れている、7課題は B : 普通である、と評価されました。 なお、 F : 劣っている、はありませんでした。
開始48課題のうち、16課題は S : 新規課題として優れておりそのまま実行すべきである、と評価され、29課題は A : 新規課題として適切であり実行すべきである、と評価されました。また3課題は、 B : 新規課題として内容を一部修正して実行すべきである、と評価され、内容修正後、研究が実施されました。 なお、F : 新規課題として不適切である、はありませんでした。
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平成15年度内部評価
平成15年度終了の萌芽研究は40課題、平成16年度開始の萌芽的研究は40課題ありました。 終了40課題のうち、14課題は S : 特に優れている、26課題は A : 優れている、と評価されました。
また、開始40課題のうち、11課題は S : 新規課題として優れておりそのまま実行すべきである、と評価され、29課題は A : 新規課題として適切であり実行すべきである、と評価されました。
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平成16年度内部評価
平成16年度終了の萌芽研究は16課題、平成17年度開始の萌芽研究は30課題ありました。終了16課題のうち、6課題は S : 特に優れている、7課題は A : 優れている、3課題は B : 普通である、と評価されました。
開始30課題のうち、15課題は S : 新規課題として優れておりそのまま実行すべきである、と評価され、14課題は A : 新規課題として適切であり実行すべきである、と評価されました。また1課題については、 B : 新規課題として内容を一部修正して実行すべきであると評価され、内容修正後、研究が実施されました。
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平成16年度~17年度実施課題の外部評価
平成16年度から17年度までの2年間に実施された萌芽研究のうち、1年間の運営費交付金配分額が2,000万円を超える21課題については、外部評価委員による事前評価及び事後評価を実施しました。
平成16年度に行った事前評価では、21課題を類似課題ごとに5グループ (1グループ当たり4~5課題) に分け、評価委員会を開催し、研究内容のブラッシュアップを図りました。評価項目は、課題の設定、課題への取組み方法、研究計画、総合評価としました。21課題のうち、10課題は S : 新規課題として特に優れておりそのまま実行すべきである、9課題は A : 新規課題として優れており実行すべきである、1課題は B : 新規課題として一部修正して、実行すべきである、1課題は判断留保と評価されました。なお、 F : 新規課題として不適切である、はありませんでした。 平成18年度に行った事後評価では、萌芽研究21課題を研究プロジェクト22課題と一緒にし、合計43課題を類似課題ごとに12グループ (1グループ当たり3~5課題) に分け、外部評価を実施しました。評価項目は、マネジメント・実施体制、アウトプット、目標の達成度・アウトカム・波及効果、総合評価としました。事後評価は10点満点で、例えば、総合評価の評価点・評価基準は、9点 : すべての点において模範的に優れている、7点 : 総合的に優れている、5点 : 平均的、3点 : 期待されたほどではなかった、等としました。その結果、21課題の総合評価点は、10点満点法で、9点が3課題、8点が10課題、7点が6課題、6点が2課題ありました。また、一般にも分かり易いように、従来の評価点との関連でS, A, B, Cの4段階評価で表すと (10点満点法の、9点・10点をS、8点をA+、6点・7点をA、5点をA-、3点・4点をB、0点~2点をCとする。) 、Sが3課題、A+が10課題、Aが8課題に相当しました。
バイオ・有機関連
研究プロジェクト名 | 評価結果 (実施年度) | ||
---|---|---|---|
事前 | プレ終了/事後 | ||
ナノ加工テクノロジーを基盤とした極微量全血の分離・分析から健康・症状を診断するバイオチップの創製 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
生体機能材料評価システムの確立と医工連携体制の構築 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
バイオナノテクノロジック研究 - バイオ演算型コンピュータ実現に向けて - | 平成16年度 | 平成18年度 | |
有機・高分子を中心とした材料の磁場プロセッシング< | 平成16年度 | 平成18年度 |
金属系材料
研究プロジェクト名 | 評価結果 (実施年度) | ||
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事前 | プレ終了/事後 | ||
高性能耐環境コーティングに関する総合的研究 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
金属ガラスの組成・構造ゆらぎの解明とそれを利用した材料開発 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
材料信頼性向上と構造材料データシートの高度化に関する研究 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
非鉄金属系構造材料の研究 | 平成16年度 | 平成18年度 |
ナノテク関連
研究プロジェクト名 | 評価結果 (実施年度) | ||
---|---|---|---|
事前 | プレ終了/事後 | ||
単一光子発生を目指した自立型量子ナノ構造の形成位置制御技術と新たな半導体量子点発光材料に関する研究 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
分子状半導体量子ナノ構造のコヒーレント制御の研究 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
ナノ磁気計測を可能とする走査型SQUID磁気顕微鏡の開発研究 | 平成16年度 | 平成18年度 | |
高輝度光による埋もれたナノ構造の解析法の開発と材料研究への応用 | 平成16年度 | 平成18年度 |
評価に関するお問い合わせ先
- 経営企画部門 経営戦略室
-
TEL. 029-859-2033 (直通)
FAX. 029-859-2025