平成28年度から文部科学省「省エネルギー社会の実現に資する次世代半導体研究開発」事業においてGaN (窒化ガリウム) を中心とした研究開発を名古屋大学は中核機関として、NIMSは評価領域の代表機関として進めています。「天野 - 小出共同研究ラボ」は、この次世代半導体事業を加速することを目的として平成29年3月1日に両機関にそれぞれ設置されました。ここでは名古屋大学
天野浩教授とNIMS
小出康夫理事とが共同でラボ長となり、研究を推進・運営するという新しい形をとります。
NIMSにおける「天野 - 小出共同研究ラボ」は並木地区Nano-GREEN棟2Fに開設されました。開所式典では、NIMS 橋本和仁理事長の挨拶に続いて、名古屋大学 財満鎭明副総長、文部科学省研究振興局 岡村直子参事官 (ナノテクノロジー・物質・材料担当) 、文部科学省研究開発局 藤吉尚之環境エネルギー課長よりそれぞれ祝辞とともに「天野 - 小出共同研究ラボ」における次世代半導体研究の加速への期待の言葉が述べられました。