高麗大学 (韓国) とMoU調印式およびワークショップを開催
2023.02.22 更新
2023年2月20日、韓国の高麗大学より5名の教員がNIMS に来訪し、MoU 調印式ならびに今後の国際共同研究を推進するためのワークショップを開催しました。
高麗大学は、韓国国内にあるトップレベル3校 (ソウル国立大学 (S) 、高麗大学 (K) 及び延世大学 (Y) ) の1校であり、トップ3校の頭文字から、韓国3大名門大学SKY のメンバーとして知られている大学です。
QS World University Rankings 2023 では74位、Asian University Rankings でも13位にランクされ、全学生数約25,300名、そのうち留学生は約4,000名 (学部生84%、大学院生16%) を誇る国際社会においてもひときわ存在感のある名門私立大学です。フィギアスケーターで、オリンピック金メダリストのキム・ヨナ選手の母校としても知られています。
研究面では、NIMSの主要研究分野となる材料科学全般、化学、物理及びコンピューターサイエンス領域において、高麗大学から公表された全論文の57%以上を占める論文公表実績を有していることから (SciVal 分析結果より) 、NIMSのグローバル連携先としては適する大学の1校と考えられます。
この度、高麗大学のDepartment of Materials Science and Engineering から5名の教員がNIMS を訪問され、MoU 調印式を開催したあと、5名の教員の研究分野に近く、将来の共同研究候補者となりうるNIMS 研究者として、高麗大学から指名を受けた5名のNIMS 研究員とのmatch-making を目的としたワークショップが開催されました。
高麗大学は、韓国国内にあるトップレベル3校 (ソウル国立大学 (S) 、高麗大学 (K) 及び延世大学 (Y) ) の1校であり、トップ3校の頭文字から、韓国3大名門大学SKY のメンバーとして知られている大学です。
QS World University Rankings 2023 では74位、Asian University Rankings でも13位にランクされ、全学生数約25,300名、そのうち留学生は約4,000名 (学部生84%、大学院生16%) を誇る国際社会においてもひときわ存在感のある名門私立大学です。フィギアスケーターで、オリンピック金メダリストのキム・ヨナ選手の母校としても知られています。
研究面では、NIMSの主要研究分野となる材料科学全般、化学、物理及びコンピューターサイエンス領域において、高麗大学から公表された全論文の57%以上を占める論文公表実績を有していることから (SciVal 分析結果より) 、NIMSのグローバル連携先としては適する大学の1校と考えられます。
この度、高麗大学のDepartment of Materials Science and Engineering から5名の教員がNIMS を訪問され、MoU 調印式を開催したあと、5名の教員の研究分野に近く、将来の共同研究候補者となりうるNIMS 研究者として、高麗大学から指名を受けた5名のNIMS 研究員とのmatch-making を目的としたワークショップが開催されました。
高麗大学-NIMSジョイントワークショップ
MoU 調印式に引き続き、以下のプログラムに沿ってmatch-making を目的としたワークショップが開催されました。
Prof. Young Keun KIM
講演題目 : Materials quest for spin-orbitronic memory devices: β-W alloys
三谷 誠司拠点長 (磁性スピントロニクス材料研究拠点)
講演題目 : Exploring new spin Hall materials for spin-orbit torque application
Prof. Woong KIM
講演題目 : Development of ultrafast supercapacitors
Dr. Dines Chandra SANTRA (機能性材料研究拠点 電子機能高分子グループ 特別研究員)
講演題目 : Metallo-supramolecular polymer synthesis driven by data-science
Prof. Joonho LEE
講演題目 : Prediction of phase stability of nanoparticles: A case study of Bi-Sn system
佐原 亮二グループリーダー (構造材料研究拠点 計算構造材料グループ)
講演題目 : Theoretical investigation of oxidation mechanism in Ti and its alloys
Prof. Soo Young KIM
講演題目 : Ligand engineering in halide perovskites
飯村 壮史 主任研究員 (機能性材料研究拠点 電子セラミックスグループ)
講演題目 : Room temperature hydride ion conduction and the applications
Prof. Yong-Mook KANG
講演題目 : Enhancing the reaction dynamics of Li-O2 cells by rediscovering the
role of heterogeneous catalyst and cell structure
松田 翔一主任研究員 (エネルギー・環境材料研究拠点 二次電池材料グループ)
講演題目 : 500 Wh/kg class lithium-air batteries
Prof. Young Keun KIM
講演題目 : Materials quest for spin-orbitronic memory devices: β-W alloys
三谷 誠司拠点長 (磁性スピントロニクス材料研究拠点)
講演題目 : Exploring new spin Hall materials for spin-orbit torque application
Prof. Woong KIM
講演題目 : Development of ultrafast supercapacitors
Dr. Dines Chandra SANTRA (機能性材料研究拠点 電子機能高分子グループ 特別研究員)
講演題目 : Metallo-supramolecular polymer synthesis driven by data-science
Prof. Joonho LEE
講演題目 : Prediction of phase stability of nanoparticles: A case study of Bi-Sn system
佐原 亮二グループリーダー (構造材料研究拠点 計算構造材料グループ)
講演題目 : Theoretical investigation of oxidation mechanism in Ti and its alloys
Prof. Soo Young KIM
講演題目 : Ligand engineering in halide perovskites
飯村 壮史 主任研究員 (機能性材料研究拠点 電子セラミックスグループ)
講演題目 : Room temperature hydride ion conduction and the applications
Prof. Yong-Mook KANG
講演題目 : Enhancing the reaction dynamics of Li-O2 cells by rediscovering the
role of heterogeneous catalyst and cell structure
松田 翔一主任研究員 (エネルギー・環境材料研究拠点 二次電池材料グループ)
講演題目 : 500 Wh/kg class lithium-air batteries
上記5組10名の国際共同研究のスタートをきっかけに、高麗大学からの大学院博士課程学生のNIMSへの来訪や、若手ポスドク研究員の交流などを通して、両機関全体の更なる連携強化に繋がり、多くの価値ある研究成果が公表されていくものと大いに期待されます。
お問い合わせ先
- グローバル中核部門 グローバル連携室
-
TEL: 029-859-2477
E-Mail: academic-collaboration=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)