1月29日、当機構の高分子・バイオ材料研究センターは、台湾の国立台北科技大学の高価値生体材料研究商品化センター(High-value Biomaterials Research and Commercialization Center (HBRCC), National Taipei University of Technology)とMoUの調印式を執り行いました。
国立台北科技大学は、1912年に設立された歴史のある大学で、学生数が約13,000人、7つのCollegeと19のDepartmentを有しています。また、エネルギーやAI、半導体などに特化した研究センターを有しております。世界ランキングは、Engineering & Technologyの分野で第169位 (国内第3位) 、Material Sciencesの分野で第97位、Chemicalの分野で第75位となっております。産業界とのつながりも強く、産学共同プロジェクトや特許収入などは過去5年間で倍増しております。また、48の国、384の大学 (施設) とパートナーシップを結んでおり、国際的な存在感を示しております。今回MoUを締結したHBRCCは、バイオマテリアルの基礎研究から製品化までの橋渡しを担うセンターとなっており、NIMSで開発された材料の実用化に向けた研究の促進が大いに期待できます。