環境配慮の成果

2.環境負荷低減の取組み

参考

(1) 上水使用量及びその低減対策

2024年度の3地区合計の上水使用量は、前年度比59.9%(13,357㎥)減となりました。千現地区、並木地区ともにポンプ設備の更新などによる停止期間があり、上水道の利用が減少する結果となりました。上水は、空調冷却水、生活用水、実験機器冷却水、実験器具の洗浄などに使用されていますが、空調用としての使用量が最も多く、上水使用量の50%を超えています。
主な低減対策は地下水の利用であり、千現及び並木地区に設置された地下水ろ過膜システムによって取水した地下水を利用し、上水使用量を削減しています。
なお、地下水取水は、「茨城県地下水採取の適正化に関する条例」に基づき、許可を得て実施しています。

2024年度 水使用状況

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地区 上水使用量(m³) 地下水使用量(m³) 再利用水量(m³) 合計(m³)
2023年度 2024年度 2023年度 2024年度 2023年度 2024年度 2023年度 2024年度
千現地区 19,061 7,498 83,580 87,445 834 0 103,490 94,943
並木地区 6,747 2,469 124,625 125,232 1,160 1,057 132,532 128,758
桜地区 8,119 9,968 0 0 36 32 7,505 10,000
合計 33,292 19,935 208,205 212,677 2,030 1,089 243,527 233,701

地下水処理装置(並木)

地下水処理装置(並木)

受水槽(桜)

(2) 温室効果ガスの購入

その他、温室効果ガスとして研究用に使用されているもので購入量の多かったものは、二酸化炭素797.22kg、一酸化炭素475.9kgメタン160.2kg、六ふっ化硫黄112.8kgでした。