環境配慮の成果

NIMSは、研究業務を推進するために電気・ガス等のエネルギーや様々な研究資材を使用しています。それらは温室効果ガスや廃棄物になって環境に負荷を与えています。
環境に配慮しつつ研究業務を推進し、更に環境負荷の低減を図っていくためには、研究業務によって生じる環境負荷の状況を継続して把握していくことが必要です。

2.環境負荷低減の取組み

2024年度 環境配慮の成果について

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重点施策 環境目標と行動計画 成果
省エネの推進
(地球温暖化防止)
◆環境目標
・二酸化炭素排出量について、二酸化炭素排出原単位で 中長期計画期間中年平均1%以上削減 する。
※原単位とは、建物延べ床面積で除した値
◆行動計画
・熱源機器の更新、薬品洗浄(熱交換効率の改善)
・冷暖房温度を適正に調整する。
・実験室空調管理の適正実施
・電力使用量について、モニタリングを行い節電意識の向上を図る。
・高効率空調機への変更
・LED照明の設置場所の拡大
・外灯器具の更新
二酸化炭素排出量は、
前年度比 10.24%増
期中年平均 1.51%減
→目標達成
(詳細は、別掲)
廃棄物の削減と
再資源化
◆環境目標
・廃棄物の再資源化率65%以上を維持する。
・廃棄物の発生を着実に減少させる。
◆行動計画
・一般ゴミの分別を徹底し、古紙、段ボール等の再資源化を高める。
(リサイクル紙の回収箱を設置するなど、再資源化可能廃棄物の収集環境を整備する。)
・研究廃棄物の分別を徹底し、金属くず、廃プラ類の再資源化を高める。
再資源化率73.9%
(前年度比1.3%増)
→目標達成
廃棄物の総排出量は、
前年度比14.7%増
→目標未達成
(詳細は、別掲)
グリーン調達 ◆環境目標
・グリーン調達は機構が調達した環境物品の品目のうち、8割以上の品目で95%以上の調達目標を達成する。
◆行動計画
・グリーン調達の趣旨及びグリーン購入法適合商品の調達方法について職員及び納入業者へ周知徹底する。
(職員への周知については、調達率の低い文房具購入について具体的な調達方針を示す。)
・役務作業及び工事は、国のグリーン調達基本方針に沿って、可能な限り調達事項を実施する。
調達した環境物品のうち95%以上の調達率を達成した品目は
86.9%
→目標達成
(詳細は、別掲)
化学物質等の
排出に関する
適正管理
◆環境目標
・化学物質取扱いによる環境への影響事故ゼロを継続して達成する。
・下水道への排出基準超過事故ゼロを継続して達成する。 ◆行動計画
・ドラフトチャンバー、排ガス洗浄装置の機能を適正に維持する。
・化学物質の使用量、保有量を把握し、法令に基づき適正に管理する。
・大気、下水に排出される化学物質の濃度が法令に基づく基準を超えない管理 を行う。
化学物質取り扱いによる環境への影響事故ゼロ
下水道への排出基準超過事故ゼロ
→目標達成
構内緑地の保存 ◆環境目標
・構内緑地帯の保全として、緑化率30%以上を継続して維持する。
◆行動計画
・敷地境界の緑地を維持管理するとともに、構内緑地帯の保全を継続して維持し、地域の緑化促進に貢献する。
緑化率
千現:45.5%
並木:54.1%
桜 :39.6%
→目標達成