研究活動

革新的アルデヒドセンサの開発 
「カーボンナノチューブを用いたホルムアルデヒドセンサ」

◆研究の背景◆
・ホルムアルデヒドによる健康被害(シックハウス症候群)は、多くの国々で深刻な問題
・微量のホルムアルデヒドを検知できる安価で小型なセンサが求められている
・有害物質の迅速な検知により、健康被害を予防


◆研究の狙い◆
・CNTと化学反応を組み合わせ、ホルムアルデヒドを電気抵抗の変化で検知
・検出限界値 0.016 ppmを達成 (環境基準=0.08 ppm)
・RFID技術を用いて、市販スマートフォンによる有害物質検知に成功

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 文献:
・S. Ishihara, J. Labuta, T. Nakanishi, T. Tanaka, H. Kataura, ACS Sensors 2017, 2, 1405.
・S. Ishihara, J. M. Azzarelli, M. Krikorian, T. M. Swager, J. Am. Chem. Soc. 2016, 138, 8221.
・S. Ishihara et al., ACS Appl. Mater. Interface 2017, 9, 38062.
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