NIMS研究員が輝翔学園谷田部中学校で授業

2017.09.29
(2018.03.16 更新)


平成29年9月29日、つくば市立輝翔学園谷田部中学校において、NIMSナノ材料科学環境拠点(GREEN)の杉山直之GREENリーダーが出前授業を行いました。

つくば科学出前レクチャーは、つくば市とつくば市教育委員会が主催し、つくば市内の研究者が市内の小・中学校へ出張して講義や実験を行い、普段の学習では体験することのない各科学技術分野の専門的な内容を学ぶ事業です。

「手づくり電池を作ってみよう ! 」と題した講義では、金属板と食酢をベースにした自作キットを使い、実験で電池の基礎科学について学びながら、電池が今日の社会ではたす役割や最先端の電池研究についての紹介を行いました。自作電池を様々につなぎ変えながらLEDや圧電オルゴールなどを動作させる実験のなかで、生徒は電池の構造と電池の寿命や電圧を決める要素について考察し、また多くの質問を講師に向けるなど、授業で行う乾電池の実験と比べて踏み込んだ電池の科学に強い関心を寄せていました。

レクチャーの様子

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