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MANAはこんな研究所

ナノアーキテクトニクス材料研究センター(MANA)は、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)に設置されている研究センターです。

世界に開かれたMANAの研究環境

MANA外観空撮画像

研究設備

 NIMSには、世界最高水準の先端機器を備えた共用設備が整備されており、MANAの研究者はこの充実した研究インフラを存分に活用することができます。
 また、多様な研究ニーズに応えるため、英語対応可能な熟練のテクニカルスタッフが常駐しており、万全のサポート体制が整っています。

海外に開かれた研究制度

 MANAには、日本国内はもとより、世界各国から偶れた研究者が集まっています。
 こうした多様な研究者が研究に専念できるよう、英語での対応が可能なスタッフが日常的なサポートを行っています。
 さらに、MANA独自の取り組みとして「短期招聘制度」や「派遣制度」を設け、国内外の研究機関・教育機関との共同研究を積極的に推進する体制も整えています。

セミナー・シンポジウム

 MANAでは、NIMS内で開催される各種セミナーやシンポジウムヘの参加に加え、外部から講演者をお招きし、「MANAセミナー」と称するセミナーを月1回以上の頻度で開催しています。これは、最先端の研究成果を共有し、研究者同士の交流を深める貴重な機会となっています。
 また、年に一度開催される「MANA国際シンポジウム」では、 国内外の著名な研究者を招き、ハイレベルな研究発表と学術交流が行われています。
 さらに、国内外のシンポジウムやワークショップヘの参加や支援を通じて、国際的な研究ネットワークの構築にも積極的に取り組んでいます。

研究交流スペース

 建屋内には、多様な国籍やバックグラウンドを持つ研究者が集うスペースが数多くあり、これらの場が次世代のイノベーションを生み出す場となり、ユニークなアイディアや活気あるコミュニティを育んでいます。

影響力が大きく論文の質が高い研究機関

発表論文数 9,228(2007-2024)

 MANA 在籍の研究者から発表された論文数は、毎年その数を増やし2007年から2024年までの間に9,228報に達しています。そしてMANAの論文は後述のように、その質や影響力においても非常に高い成果を残しています。
 これらの論文が掲載された学術誌の平均インパクトファクターは11.3であり、MANAの研究成果が常に高い品質を保ち、国際的に高く評価されていることを示しています。

※インパクトファクター:学術誌に掲載された論文がどの程度引用されているかに基づいて、その学術誌の影響力を数値化した指標。



トップ1%高被引用論文 9.0%(2021-2024)

 MANAの論文は国内はもとより世界の研究者に大きな影響力を与えています。それはトップ1%高被引用論文の割合9.0%という非常に大きい数字が証明しています。
 また、クラリベイト・アナリティクス社が発表する「高被引用著者」にもMANAの研究者が選出されています。




国際共著論文の割合 70.7%(2021-2024)

 MANA から発表される論文は、MANAのミッション・ビジョンを体現するように、その多くが国際共著論文です。2015年以降、論文総数の半分以上が国際共著論文となっており、2024年における国際共著論文の割合は70.7%に達しました。




FWCI(Field-weighted Citation Impact)2.03(2021-2024)

MANAのFWCIは世界平均1.00(国内平均0.93)を大きく上回り、世界のトップ研究機関と比肩するその数字は、MANAの論文の被引用インパクトの大きさを表しています。




特許数 507(2024年4月時点)

ナノ材料という可能性に満ちた研究分野を扱う MANA の特許取得数は、507件に達しています。これは基礎研究から応用研究までをカバーする MANA の新材料・新技術開発への積極的な取り組みを反映しています。

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